検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:23,133 hit

. ページ6

奈々side


あれから私は寝れずにいた。

気持ち悪い感覚が残っている。


「うっ…。」

吐き気がしてトイレへ向かった。

一通り吐き終わって
トイレから出たときに声をかけられた。


藍沢「大丈夫か?」


「だ、大丈夫です。ただ……

病室に一人でいると思い出して怖いんです…。」


藍沢「白石か冴島を呼ぼうか?」

「はい…。お願いしたいです………。ごめんなさい…。」

藍沢「気にするな。俺がいてもいいがまだ怖いだろう。呼んでくるまで目の前のベンチにいろ。」


するとすぐに冴島さんが来てくれた。


冴島「よし、奈々ちゃんお部屋戻ろうか。」

「藍沢先生ありがとう。優しいね。」

藍沢「気にするな。おやすみ。」

「おやすみなさい。あ、あのね…藍沢先生……


もっと落ち着いたら2人で話したいの。まだ無理だけど………。それまで待っててほしい。」

藍沢「あぁ。いくらでも待ってやる。だからはやく戻れ。」

「うん。じゃあ。」




病室にて



「冴島さん…?ごめんなさいわがまま言って。」

冴島「いいのよ、今日はすごく落ち着いているし看護師はまだいるから。私も奈々ちゃんとお話ししたいなと思ってたから。」

「え…?」

冴島「ご両親お医者さんなんでしょう?私の家も両親と兄と姉は医者だったの。」

「わたしのお姉ちゃんも医者。親は私も医者にしたいみたいだけど、それで顔を合わせるたびに喧嘩してるの。あんな家帰りたくない…。」

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:meme | 作成日時:2017年11月28日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。