愛も呪いも同じもの。 (ページ4)

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観察させてね<研究員バハリ> ページ4

俺が観察するのはモンスターだけじゃ無い。
モンスターよりももっと興味深いものが出来たんだ。
カムラの里から来た助っ人のハンター、A。
見れば見るほど興味深い。
でもどこにでも行っちゃうからずっと見てられるわけじゃない。俺はいつでも、ずーっとAを見てたいのに。

Aの全てを見たい。知りたい。
...もしかしてさ、Aを閉じ込めちゃえばいいんじゃない？...酷いとか知らないし...。
思い立ったが吉日って言うじゃん？思いついたならすぐに行動に移さなきゃな！
空き部屋は...あるし、うん。十分だな。

＿バハリはすぐに監禁の準備を済ませてしまい、Aの元へと向かいました。Aは自室にいるようです。これから何をされるかなんてつゆ知らず...。＿
「A、話があるんだ、来てくれ」
着いてくる着いてくる、ちょろいなぁAは。

＿バハリはさっきの部屋にAを入れました。Aは少し怪しがっていますが、バハリの口車に乗せられてしまいます。＿

「うん、今日も睡眠はちゃんと取れてる、食事もちゃんとしてる、健康状態も...」
こうやってAの生活も、状態も何もかも俺が、俺だけが知ってる。
ああ、やっぱり君は最高だよ。
A、これからも君を
『観察させてね。』