今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:1,252 hit
小|中|大
僕を食べて。<毒妖鳥> ページ1
僕はAが大好き。
こんな僕にだって優しくて、大切にしてくれる。
僕が小さいころ迷子になってて、怖いヤツに襲われてたところを助けられたんだ。
それから、Aは僕を育ててくれた。
僕たちはずーっとずーっと一緒にいて、Aは僕のことを相棒って呼ぶくらいには仲もいいんだよ。
いつの間にか僕はAより大きくなっちゃったけど、それでもAには昔から変わらない口癖があるんだ。
「食べちゃいたいくらい可愛い」って。
食べられるのは、その人の体の一部になるのは最大の愛情表現。
だから。僕はAに食べられて、Aを構成する1部になりたいんだ。
でも、「食べちゃいたいくらい可愛い」って口だけでホントに食べてくれたことは無い。
Aはホントに僕のこと愛してるのかな?
「プケちゃんのこと、大好きだよ」
って今日も言ってくれるけど、それなら行動で示して欲しいな。
ホントに僕を大好きで、愛してるなら、A。
お願い、『僕を食べて。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もちもちもちも | 作成日時:2023年7月31日 13時