教会のエキストラ (ページ7)

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6 名は、羅似ページ7

女の子「やっと来たか。」

アダム「すいません。」

女の子の部屋に着いた。凄くシンプルな部屋で置いてあるものが、机、ベッド、タンスのみ。

子供の部屋にしては、凄いシンプルすぎる。

女の子「アダム・アルバードだな。

私は、紅野羅似(べのらに)
すまないな。自己紹介が遅れて。」

アダム「すいません…年齢は。」

羅似「女に年齢を聞くなんて失敬だぞ。アダム」

…失敬なのは、あなたの方なのでは？年上に向かってタメ口なんて…。

羅似「どう見ても年上だろうが。」

は？

いやいやそんなわけないでしょ。

アダム「いくつなんですか？」

羅似「19だぞ。」

…………

アダム「嘘っ⁉どうみても年下ですよね？」

羅似「それは、身長だろうが。胸を見ろ胸！」

そう言われ、恥ずかしながらも、胸を見てみると、

ちゃんと年上でした。←

羅似「此処だけは自信があるぞ。」

めっちゃドヤ顔…

アダム「えっと、此処に呼び出した理由は何ですか？」

羅似「あぁ、えっとな、弟子にするには、この同意書にお前自身のサインがいるわけよ。…ん！早く書きなさいよ！」

アダム「あ、えっと。はい」

我ながらうまくかけました。

羅似「ん。おっけー、帰っていいぞー」

アダム「はい。」

パタン

羅似side

帰ったか。はあ、本当は、弟子なんていらないんだけど彼、今を逃したらもうこんな機会なんてないからな。

見た目弱そうだけど、中身は鍛えようによっては、普通の人以上に強くなるかも…

いや、絶対強くなるはずだ。

彼を強くしてこの世界の本物のエキストラになってもらわないと。

私も歳をとれないし、できれば、今すぐ強くして19歳を抜け出さなきゃいかん。

来年も19歳は嫌だな。

どうしてこんな事になったんだ。

いつまで私は19歳をやらなきゃいけないんだ…