三十話 ページ31
江雪と宗三がゆっくりと階段を上っていくのを見届け、部屋の隅に体を預けている岩融に近づく
『もう平気ですか？すみません。少し、煩かったですよね？』
岩融「いや、気を使ってもらっていたようだな、すまない」
『いえ、そういえば歩けますか？こんなジメジメしたところにずっといたって体に悪いだけですから上に行きましょう』
岩融「ああ」
岩融は今剣を懐に入れゆっくりと立ち上がる
加州「そういえばさ、主何か凄くボロボロな気がするんだけど」
『気のせいですよ、さあ行きましょう』
どうせボロボロなのは服や髪やお面なんだから大して問題は無い
『岩融、手を貸します』
岩融「いや、平気だ。すまんな」
加州「あのさあ、主はどうせ、勝手に手伝って当たり前の事をしたまでですって言うからそう言うの、言わなくていいよ」
そう言い岩融の腕を自身の肩に回す
加州「だからさ、何も言わず手伝ってもらいなよ」
加州が僕が言おうとしていたことを代弁してくれたようだ
『まあ、そうですね、僕は審神者なんですから何でもしますよ』
僕はそう言い自分の肩に岩融の腕を乗せる
岩融「いやしかし、お主はおなご」
『さっきの見ててまだそれ言いえるんですね』
加州「さっきの？」
岩融「...そう、だな、ではお言葉に甘えることとしよう」
加州の疑問にはあえて答えず歩き出す
上に戻ったらやらないといけない事が山積みだな
もう一度後ろを振り返る
さっきまで漂っていた嫌な気は消えているが、どちらにしろ地下であり牢獄、気味は悪い。此処はもう二度と使わない
加州「主？」
『ごめんなさい。行きましょう』
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更新遅くてごめんなさい:( ;´꒳`;):
これからも遅くなってしまうと思いますがご容赦ください
沢山の評価、しおり、コメント、ありがとうございます！
この作品を書くのに凄く支えになっています！
本当にありがとうございます！
こんな文章グダグダの駄作ですが、これからも見てやってくださると嬉しいです！^^;
弥琴
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帰蝶(プロフ) - 続きが気になります!!!次の更新を楽しみに待ってます!!!これからも応援しています!!! (2017年7月5日 1時) (
レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)
橙蝶 血暗(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！更新の通知が来るたびにワクワクして読んでます！頑張ってください！ (2017年3月28日 8時) (レス) id: c5dce0cdd3 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 続きキターーー!!!!ありがとうございますっ！ (2017年2月13日 20時) (レス) id: e4d207fc48 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - すごく嬉しいです。忙しいのにありがとうございます！今から読みますー！ (2017年2月13日 7時) (レス) id: 949c742c81 (このIDを非表示/違反報告)
弥琴(プロフ) - ちーさん» ごめんなさい！更新しました！わ、ありがとうございますっ！(´；ω；｀) (2017年2月12日 23時) (レス) id: ca6c0e4a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥琴 x他1人 | 作成日時：2016年12月28日 18時
