二十三話 ページ24
岩融「俺は他のものと違ってすぐに闇堕ちから脱せれたのだ、服も体もボロボロだがな」
そう言ってまた豪快に笑う
『聞いたことないです、自ら戻る刀剣男士なんて...あ、でもさっき項垂れて...』
岩融「ああ、あれか！なに、眠っていただけだ！」
そう言って笑う
呆れた
岩融「さて、此処から早く出してくれると助かるんだが」
小さく息を吐き目の前の檻を蹴破る
轟音とともに倒れる檻を乗り越え岩融に近づく
岩融「おぉ！！おなごなのに凄まじい力だな！！」
『それ、自分では壊せないのですか？』
岩融「いや、何時もだったら簡単な所業だが、見ての通りボロボロだからなぁ！」
そう言いまたも大きく笑う
枷を外し、岩融を解放する
岩融「助けてくれたことには感謝するぞ、娘」
『っっ！？』
突如目前に迫った拳を後方に飛ぶことでかわす
岩融「少しでも俺を直したのが運の尽きだったなぁ！！」
岩融は地を蹴り、僕の横を通り抜け薙刀を取った
岩融「さぁて、楽しもうぞ、審神者よ！」
岩融の瞳は赤く、嫌な気が周りを満たしている
さっきまで額に無かったはずの角が二本
僕はずらしていたお面を戻し、小夜左文字の刀を端に置く
『...騙されるなんて思いませんでした、凄いですね、君...我を失わず制御出来る刀なんて聞いたことないですよ』
岩融「がはははは、なに、簡単なこと、救いたいもの、倒したいものがいるのだ、その為だったら俺は何でもできる！」
『...一応、聞いておきますが、僕は？』
口角を下げ、笑を消した岩融
岩融「審神者は全て倒すべき存在だ！！」
『そうですか』
岩融は大きく跳躍して僕に刃を叩き込む
それを僕が避けると刃を横に払う
後方に飛ぶことでかわし、岩融が体制を直す前に地を蹴り、近づく
ー...が
『ぐっっっ...！！！！』
読んでいたのか腹を蹴られ、後方の壁に激突する、前に空中で体制を整え壁を蹴り、岩融に再度近づき、横腹を蹴る
流石に読めなかったのか吹っ飛ばされるが、長い爪を地に突き立て体制を直す
岩融「ほぅ、やるな！」
『どうも』
地を蹴ろうと足に力を込めた時
「やめてくださいっっっ！！！！」
静止の声が地下に響いた
岩融の瞳が声の主を目にとめた瞬間大きく揺らいだ
動きを止め、階段を見る
岩融「い...まのつるぎ...？」
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
岩融の口調がよく分からなくて曖昧なので、おかしかったら教えて頂けると嬉しいです！(´；ω；｀)
弥琴
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帰蝶(プロフ) - 続きが気になります!!!次の更新を楽しみに待ってます!!!これからも応援しています!!! (2017年7月5日 1時) (
レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)
橙蝶 血暗(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！更新の通知が来るたびにワクワクして読んでます！頑張ってください！ (2017年3月28日 8時) (レス) id: c5dce0cdd3 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 続きキターーー!!!!ありがとうございますっ！ (2017年2月13日 20時) (レス) id: e4d207fc48 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - すごく嬉しいです。忙しいのにありがとうございます！今から読みますー！ (2017年2月13日 7時) (レス) id: 949c742c81 (このIDを非表示/違反報告)
弥琴(プロフ) - ちーさん» ごめんなさい！更新しました！わ、ありがとうございますっ！(´；ω；｀) (2017年2月12日 23時) (レス) id: ca6c0e4a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥琴 x他1人 | 作成日時：2016年12月28日 18時
