二話 ページ3
トンッ
壊れた扉の上から本丸の地面に足を下ろす
『中は...外見よりは綺麗...っと』
何処からか飛んできたモノを避ける
『...包丁...？』
さっきまで居た場所には深々と料理等で使われているであろう包丁が刺さっている
？「帰れ」
目線を包丁から外し、本丸の林の方に移す
『君は...いえ、"君達"は誰？』
？「っ...」
少年はたじろぐ
『何時までそうしてるつもりですか？早く出てきた方が懸命だと思いますが』
林の中で息を呑む気配がして、動いた
薬研「...俺っちは薬研、薬研藤四郎だ」
林から出てきた男士は名を名乗った
？「やげっっ...！？」
もう一振りの男士が驚いた表情をする
薬研「こいつは厚藤四郎同じ粟田口派だ」
再度驚きを隠せない少年
『薬研と厚、ですか。僕は空木Aと言います』
厚「っ...真名！？」
薬研「...神隠し、されるとは思わないのか」
『名前を教えて頂いたのに私が言わないのはおかしいでしょう？それと勘、ですが、君達がそんな事をするとは思えませんでしたから』
驚いた顔の二振りに
それにと付け加え
『確か、顔を見せなければ平気、とも聞いたので』
そう言い、首を傾げる
その時に鈴が小さく鳴った
薬研「...それで、...Aはどうして此処に来たんだ」
一瞬何と呼べばいいのか迷った薬研は少し迷いながらも僕の名前を呼んだ
警戒心は解かれていないよう
『此処の審神者を殺す為』
息を呑む気配と強くなる警戒心に僕は狐面の中で小さく微笑を浮かべた
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帰蝶(プロフ) - 続きが気になります!!!次の更新を楽しみに待ってます!!!これからも応援しています!!! (2017年7月5日 1時) (
レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)
橙蝶 血暗(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！更新の通知が来るたびにワクワクして読んでます！頑張ってください！ (2017年3月28日 8時) (レス) id: c5dce0cdd3 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 続きキターーー!!!!ありがとうございますっ！ (2017年2月13日 20時) (レス) id: e4d207fc48 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - すごく嬉しいです。忙しいのにありがとうございます！今から読みますー！ (2017年2月13日 7時) (レス) id: 949c742c81 (このIDを非表示/違反報告)
弥琴(プロフ) - ちーさん» ごめんなさい！更新しました！わ、ありがとうございますっ！(´；ω；｀) (2017年2月12日 23時) (レス) id: ca6c0e4a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥琴 x他1人 | 作成日時：2016年12月28日 18時
