53話！ ページ46
Noside
国枝｢犯人が仕掛けたって、何の事？｣
はじめ｢伊能さんは、この偽便器が置いてあったここでころされたんだ｣
ー回想スキップー
はじめ｢このドアは内開きで手を離すと…バネで閉まる。伊能さんのし体が繋がりでる心配もない…犯人は肝試しを利用して、自動さつ人装置を作りあげたんだ｣
あの時、国枝達が探しに来た時には、
はじめ｢既に事切れた伊能さんのし体があったんだ｣
美雪｢じゃあ、あの赤いインクは？｣
はじめ｢俺達を早くここから追い出す為の小細工さ｣
ーまたスキップ！ー
はじめ｢伊能さんは、、イタズラ好きだったからね。皆彼の仕業だと思うだろう。でも、この偽トイレのトリックを実行する為には、"外せない条件"があった｣
A｢それが肝試しの順番？｣
はじめ｢(｡_｡`)ｺｸ。伊能さん以外の全員に、1番奥の個室を開けさせ、そこが物置だと思い込ませた後じゃないとこのワナは仕掛けられない｣
___つまり、伊能さんが肝試しに行く順番が、1番最後の7番目じゃないと、このトリックは成立しないんだ___
国枝｢でもそれは、くじで決めたじゃない。彼奴が最後に引いたのが7番目だった事は、偶然でしょ｣
はじめ｢偶然じゃないよ｣
鳴沢｢ちょっと待って。くじを作ったのは僕だけど｣
獅子島｢あのティッシュ箱ひ仕掛けなんて無かった！｣
勿論。はじめは、確認した事を言う
はじめ｢犯人は、箱にしかけたんじゃな。くじを引く順番を操作したんだ。トリックを使って、伊能さんが最後のくじを引くように誘導したんだ｣
美雪｢くじを引く順番？｣
A｢？｣
はじめは、頷き、これから説明すると言い、場所を移動した
ーー
ー
はじめは、Aにティッシュ箱を置くように言い、言われたように置いたAにお礼を言ってから皆に説明をしていた
はじめ｢この中には、最初から６番と７番のくじが入ってなかったんだ。犯人は自分が、そのくじを引く時に手に隠し持っていた、６番のくじを引くふりしつつ、箱の中に7番を落とし…｣
___最後にくじを引いた伊能さんに、7番のくじを引かせた…____
はじめ｢そして。この方法が実行できるのは、伊能の直前の６番目にくじを引いた奴しかいない｣
皆が思い出して、６番を引いていた人物を見ていた
はじめ｢そう。トイレの花子さんの怪談に見立てて、伊能さんをさつ害したのは、あの時６番目にくじを引いた"鳴沢研太(なるさわけんた)"アンタだ！｣
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作者名：まふころー | 作成日時：2022年7月4日 7時
