49話! ページ42
Aside
探しに行こうと、鳴沢さんが言い、三階の女子トイレに行くと、そこに伊能さんの姿が無かった
獅子島「缶のピンポン球は、全部無くなってる」
国枝「って事は、ここに来たって事だよね?」
…
美雪「あっ!」
はじめ「えっ何!?」
美雪「こ、これって、"ち"?」
嘘だろ…?
ライトを当てると、それはずっと続いていた
「…」
はじめ「あ、おい!A!」
ライトを当てながら先に走っていく
ーー
ー
着いた先は、森の中にある花子さんの墓で、それには"ち"が垂れていた
獅子島「これ、"ち"じゃ無くてインクだな」
鳴沢「はぁ…何だまた伊能さんのイタズラか」
国枝「ホンット、タチ悪い…」
国枝さんは、帰ろと言い、来た道に帰ろうとした所を美雪ちゃんがいいのかを訪ねていた
国枝「イタズラだよ。私達が怖がるの見て、影で笑ってんのよ」
鳴沢「もう1時ですさ
国枝「帰ろ、帰ろ」
皆が先に帰ったが、僕は近くにあった花子さんの墓を見ていた
それを見たはじめくんは、近づいてきた
はじめ「おーい。戻るぞ」
「あ、うん」
はじめ「…あれっ?皆は…?」
「えっ」
もしかして、ほおっていかれた?←そうです
辺りを見渡すと、先程の花子さんの墓がロウソク2本に火をつけて置いていた
「え…?」
とすると、下から服を引っ張られる感触に気づき、下を見ると…
花子?「あ〜そ〜ぼ…」
「花子…さん?」
それから僕は意識を失った
Aside終了
Noside
先程の夢から飛び起きたはじめは、慌てて入ってきた佐木と一緒に花子さんの墓に向かった
そこには、行方不明になっていた伊能さんのし体が横たわっていた…
ーー
ー
警察に通報した事により、昨日のメンバー達は、アリバイを聞かされていた
聞き取り調査を終えた国枝は、自業自得だと言っていた
獅子島「真紀!やめろって、そんな言い方」
はじめは、帰ろうとした3人を止めていた
獅子島「何だよ!」
はじめ「伊能さんが通り魔に襲われたって言うのは、真犯人が仕組んだミスリードじゃないかな」
国枝「ミスリード?何を言い出すのよ」
はじめ「あのピンポン球じゃ、辻褄が合わないんだ。犯人は、"肝試しでピンポン球を取ってくる"って言うルールを知っていた人物だよ」
獅子島「え?それって、肝試しの参加者の中に犯人がいるって事?」
はじめ「ああ。あんた達3人の中にね」
鳴沢「俺達の中に…?」
国枝「何なのこの子…馬鹿馬鹿しい」
と、国枝達は帰って行った
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作者名:まふころー | 作成日時:2022年7月4日 7時