「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ41)

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48話ページ41

Aside

先陣を任された美雪ちゃんは、怒っていた

美雪「もう何よ！後Aちゃんから離れて！」
「わっ」
美雪「佐木くんにくっついときなさい！」

"ふんっ！"と言った美雪ちゃんは、僕の手を取り、早歩きではじめくんと佐木くんを残して行ってしまう…

はじめ「佐木。よく見るとかっこいいよな」(
佐木「吊り橋効果が、僕に！？」←

この会話は、先に行った僕達には聞こえていなかった

ーー
ー

三階の女子トイレに着いた僕達は、中に入り、花子さんがいると思われる1番奥の個室に向かった

美雪ちゃんが3回ドアをノックして、掛け声をした後にゆっくりと開けると…

はじめ「うわぁぁ！」
美雪「ん？物置？」
佐木「もう、何びびってるんですか！？」
はじめ「ごめん…」
「という事は。1つ手前のここが、花子さんのトイレか…」

今度は、トイレの近くにいた僕がドアをノックして、掛け声をして扉を開ける

はじめ「うわぁぁあ！」
美雪「はじめちゃんうるさい！」
はじめ「うっ…すみません」
「あった。あの中のピンポン球を一個持っていけばいいんだよね？」
美雪「じゃあ、Aちゃんからね！」
「うん」

ドアを閉めてボールを回収すると、個室から出て、ボールを皆に見せた

美雪「次私ね」

美雪ちゃんが出てきた次に、はじめくんの番になり、個室に入っていった

はじめ「あっ！」

ガチャ

佐木「どうしたんですか？」
はじめ「あのさ…頼みがあんだけど」

ーー
ー

無事に外に出た僕達は、それぞれ疲れたようで外の空気を吸っていた

はじめ「そうか？別に大したこと無かったけどな！」
「「「ジトー…」」」

よく言うよ…あんなに怖がっていたのに…

はじめ「よし！戻って卓球だ！」
美雪「ねぇ、誰かいるよ」

それを見た僕達は、下の方を見る

が、

「はじめくん？美雪ちゃん？何も見えないよ？」
「「A/Aちゃんは見ちゃダメ！」」
「何で？」←

視界が見えないし、耳も塞がわれて何も聞こえない…

と、後ろから人の気配を感じた

はじめくんの手を軽く叩くと、離してもらった

「あ、鳴沢さん」
鳴沢「*_ _)」

鳴沢さんも見た事により、下にいる3人が僕達をみる

何やら3人が揉めた後に伊能さんは、廃墟に向かっていった

ーー
ー

伊能が出てくるまで、何かしていようと提案した国枝さんに獅子島さんは、"花火をしようぜ"と言っていたので、線香花火をする事になった

美雪「ねぇ遅くない？」

時計を見ると、11時を指していた