「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ5)

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4話！作者ランキング216位！？ありがとうございます！！ページ5

Aside

｢考えるのはいいけど。偶に食事しないと、倒れるよ？｣
はじめ｢むぐっ｣
｢それに、｣

__この謎。僕解けちゃった__

｢｢ほんと/か！？」｣
｢うん。美雪ちゃんからの差し入れのおかげでね。後でお礼いってね？｣

それを言うと、美雪ちゃんは、はにかみ、はじめくんも後からトリックが解けた後で、美雪ちゃんにお礼を言っていた

ーー
ー

フロントに皆を集めて、剣持さんが手紙のことを話している間、ベランダの割れている窓を見ていた

はじめ｢犯人は、皆が見ている前でベランダ越しに寒野さん額を狙おうと水中銃で撃ち抜こうとしていた。だけど、咄嗟にAが庇った事で、そのさつ人は失敗して、水中銃は、壁に突き刺さった｣

外に出てあの時の事をふりかえっていた

はじめ「…あの時は、満潮で海面はここまであったはずだ」

柵の下を眺めながら、はじめくんは言っていた

続けるように、僕が発言した

「状況から考えると。犯人は、この柵の下辺りにボートを付けて、"手すり越しに水中銃を打った"って事になるね…」
美雪「でもAちゃん。皆あの時は、入口のドア辺りにいたから、ここから水中銃を撃つなんて、できっこないよ」
はじめ「そう。できっこないよな」
美雪「(。'-')(。._.)」
「でも犯人がそう思わせる為に、何か"トリック"を使ったとしたら？」

それを言うと、辺りを見渡した僕達に、はじめくんが何かを発見した

はじめ「傷だ！ほら、この柵の所」

はじめくんが指を指している所をみると、何か硬い物で擦れた跡が残っていた

はじめ「なんでこんな跡が着いたんだろ…」

その跡をじっと見ると、横から佐木くんが走ってきて、岸辺にボートがある事を僕達に知らせてきた

はじめ「ボート？」
「案内してくれるかな？」
佐木「はい！こっちです！」

ーー
ー

佐木くんについて行くと、砂浜にボートが止まっていた

佐木くんは、寒野さんがころされそうになった時に沖に流れていったボートか、と聞いていたが、美雪ちゃんは、何で戻ってきたかを言っていた

はじめ「そうか…！聖恋島の潮の流れは、時間によって変わる。恐らくあの時潮の流れが変わり、自然にボートは沖に向かって行った。それが、潮の流れが逆になって、こうして岸に戻ってきたんだ」

僕は、はじめくんの推理を聞いている途中に、ボートに絡まっている釣り糸を見つけた

これは…

僕は、美雪ちゃん達が僕の名前を呼んでいるのを無視して、コテージまで走っていった