「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ39)

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46話！ページ39

Noside

施設から出て、廃墟の前まで行き、それぞれに火のついたロウソクを持ったのを確認した伊能が説明をしていた

伊能「９時になったら、1番目の真紀からスタートして、それから10分置きに、さっき決めた順番通りに出発する」

説明内容は、花子さんのトイレには、２階女子トイレの1番奥の個室に行ってきた証拠に、缶に入ったピンポン球を持って帰ってくる、という事

伊能「いいな？」
国枝「最初に行く私が、花子さんのトイレにこの缶を置いておくから、ここから1人1個取ってくる」
美雪「わかりました」
伊能「ドアをノックする時は…"は〜なこさん。あそび〜ましょう"って、ちゃんと声かけるんだぞ！」

その話を聞いた3人は、Aの周りに固まっていた

はじめは、半泣き状態でAと佐木の腕に抱き着いていた

佐木「(小声)金田一先輩って…さつ人事件は平気でも、お化け怖いんですね」
はじめ「(小声)うるせぇ」

鳴沢が暗い表情で、伊能と獅子島に"やっぱり辞めませんか？"と言っていた

伊能「はぁ？」
鳴沢「僕小学校の頃。ここの近くに住んでて、皆でよくこの病院で遊んでたんです」

ー回想スキップ！ー

鳴沢「そしたら…登校途中に交通事故で…その子の名前も"花子"だったんです」
「「「「！」」」」

話を終えた鳴沢の元に伊能が行き、"ただの遊びだ"と言っていた

伊能「おっ！９時だぞ！」

それを聞いた国枝は、番号と名前を明るく言ってから廃墟に入っていった

ーー
ー

国枝が行って10分経つと、伊能が廃墟に入っていき、さらに10分後経つと、佐木が行こうとすると、

はじめ「う…う…(；；)」
佐木「ちょっと離して下さい」
A「はじめくん。それじゃあ佐木くん行けないよ？」

Aが強引に離した事により、佐木は、廃墟に向かっていってしまった

さらに10分経つと、Aがはじめに行こうといっていた

はじめ「…よし。よし行くぞ！よし…」(
美雪「早く行きなさいよ！」←

美雪に背中を押されたはじめは、美雪を見ると、美雪は"早く行け"と言わんばかりの顔ではじめを見ていた

はじめ「はいっ…(T-T)」

はじめは、Aの腕に抱き着き、2人一緒に廃墟に向かっていったのだった…

ーー
ー

中に入ったはじめ達は、ゆっくりと歩いていた

はじめ「絶対何処にも行くなよ？」
A「うん。何かあれば、僕がはじめくんを守るから安心して。それと手は繋ぎたいかな」
はじめ「！」

すぐ様はじめは、手をAの手と繋ぐ
※恋人繋ぎだが