「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ36)

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43話！ページ36

Noside

目的地に着いたはじめ達は、その建物を眺めていた

はじめ「…ボロいな」←
A「趣があるんだよ」
佐木「そうですよ」
はじめ「ふーん…まあいい」

はじめは、笑顔で卓球のラケットを取り出し、エアーで技を出しながら建物の中に入っていった

それを追いかけるように美雪達が入ると、はじめは、入り口の所に止まっていた

はじめ「あらら…」
？「ん？おーい！空だぞ」

数分眺めた後、はじめは、佐木に行ってくるように言い、背中を押していたが、佐木は嫌がっていた

それを横目で見ていたAは、椅子に座っている人と謝っている人の会話を聞いていた

？「使えねぇな…」
？「確か廊下に充電器あったよ」
？「じゃあそれで」
？「了解です」

スマホを受け取った人物は、はじめの方に向かっていく

それにやばいと思ったはじめ達は、Aにしがみついていた←

当の本人は、驚いていたが(

？「君たち…」
A「え、えっと…」

その人物は、はじめの持っているラケットを見て、卓球台を見ていたが、ソファーに座っていた人物に怒られて、そそくさ出ていってしまった

？「ビールも急げよ〜！ハハハ…」
A「チッ」←
「「「(A/先輩が舌打ちした…)」」」←

Aは、イラつきながら部屋の中にいる3人を見ていた

ーー
ー

深夜の夜____

辺りが暗くなっている中、はじめ達は夕食を食べていた

その中で、はじめは左手にご飯、右手にラケットを持って、作戦会議をしていた

はじめ「(小声)いいか？食べ終わったら、ダッシュで卓球だ。彼奴らには負けんぞ」
佐木「了解です！」
「「…」」←静かにご飯を食べている

美雪が佐木の所にあるボールに気づいた

美雪「そのボールは？」
佐木「ああ、これ。祖父のマイボールです」

佐木が、美雪に渡すと、受け取りはじめ以外は、まじまじと見ていた

美雪「へぇ…あっ本当だ！マークが付いてる！」
A「プロ選手って、自分の私物には、名前書いている時あるよね。僕も持ってるよ」
佐木「あ、もしかして。この前に見せてもらったサイン入りのグローブですか？」
A「うん。僕のお爺ちゃんが、愛用していた物ね。佐木くんのもそうかな？」
佐木「そうかもしれないです。そしてじっちゃん対決なんで、一応」

そういう佐木は、ご飯を食べているはじめをニヤけながら言っていた

そのはじめは、むっとしていた←

美雪「流石オリンピック選手のお爺さんがいると、使うボールまで違うのね？」