「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ33)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:21,594 hit

40話！最終話ページ33

Noside

学校が終わった後、近くの公園で、はじめと美雪は、佐木にお土産を渡していた

はじめ「はい。旅行のお土産」
佐木「わぁ…ありがとうございます！一生の宝物にします！」

貰ったストラップを眺めていると、佐木は何かを思い出していた

佐木「でも僕を置いて旅行に行った事は、一生恨みます」←

念に持っていたようだ…(

美雪「佐木くん！家族旅行だって言ったでしょ」
佐木「じゃあ金田一先輩ん家かA先輩ん家の子供になります！」←
はじめ「なるなよ！てか、何でAん家も候補に入ってんだよ！」
佐木「なります！だって前にA先輩のお父さんからOK貰いましたし！」←
はじめ「嘘だろ…てか、ならなくていいって…」

と、はじめは何やらブツブツ言いながら、スマホを取り出してニュースを見る

はじめ「でも驚きだよな。あの蔵に、もう1人悪い人がいたんだな」
佐木「ああ。年配の資産家と結婚しては、事故に見せかけてころしてた…って奴」
はじめ「音松さんと結婚してたら、危なかったな」
美雪「( *・ω・))ｺｸｺｸ。白蛇家の天罰を恐れて、再婚しなかったおかげで、助かったわかよね？」
はじめ「(｡｡`)ｺｸ」
美雪「そういう意味じゃ音松さんは、白蛇様に守られていたのかもね」

"取ってみろよ！"と声が聞こえ、3人で見ると、ボールで遊んでいる子供達が居た

と、そのボールがはじめの足元に転がってきていた

はじめは、少年がお願いします！と言っていたので、返事をしてから、両手で持ち上げて投げていた

はじめ「あっ…」
少年１「ノーコン！」
子供達「下手っぴ〜！」
はじめ「何だと〜！？」
佐木「先輩。あの生意気なガキ共を懲らしめてやりましょう！」

その言葉で、はじめは少年達のところに走っていき、佐木も走っていってしまった

美雪「あ、ちょっと！」

美雪は、はじめ達のその光景を見てクスっと笑っていた

ーー
ー

美雪の元に戻ってきたはじめは、"Aは？"と聞いていた

美雪「Aちゃんなら、お世話になっている先輩と先生にお土産を渡してから帰るって言っていたよ」
佐木「あ、僕も貰いました！」
はじめ「へ〜…どんなの？」
佐木「白蛇饅頭です！」
美雪「そうなんだ。私は猫のヘアゴムを貰ったよ」
佐木「そうなんですか！やっぱりA先輩は、優しいですね」
はじめ「ふっふっふっ…甘いな佐木」
「「？」」
はじめ「俺は、お揃いの白蛇シャーペンを貰った」←
「「何それずるい！」」