「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ29)

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27話！ (名前)｢ねぇ、美雪ちゃん。隠していた事があるんだけど｣美雪｢なぁに？｣(名前)｢実は___｣ページ29

Aside

｢この2つを見比べると、同じ持ち方なんです｣
はじめ｢…そう。左紺さんに成りすまして、蔵を出ていったのは、｣
｢｢鷺森さん。あんた/貴方だったんだ｣｣

はじめくんが写真を鷺森さんに見せると、本人は、音松さん達の顔を困惑した顔で見ていた

｢貴方がこの連続さつ人、左紺さんと蓮月さんころしの真犯人ですよ｣
鷺森｢まさか…カバンの持ち方だけで僕を犯人扱いする訳じゃないですよね？｣
｢｢…｣｣
鷺森｢大体。言っている事がおかしいよ…もし、君らの言う通りなら黒マスクのし体が見つかった時、左紺さんはどこにいたって言うんですか？｣

鷺森さんの隣にいた黒鷹さんが、"こいつの言う通りだ"と言い、警察が散々調べていたことも言っていた

はじめ｢いや。いたんだ｣
黒鷹｢？｣
はじめ｢巧妙なやり方で、"ある場所"に隠してあったのさ｣
剣持｢ある場所？｣

それは、

｢樽の中ですよ｣

それを発言したことにより、皆が困惑していたけれど、鷺森さんは、強ばった顔をしたのを見逃さなかった

｢今からそれを証明するので、着いてきて下さい｣

ーー
ー

元蔵に着いた僕達は、左紺さんが見つかった樽の所に着いた

はじめ｢これは、左紺さんのし体が見つかったのと同じ物だ｣

"見ていて下さい"と言ったはじめくんは、近くに置いていた樽の蓋をはめる

｢まず、底辺に向かって、やや窄まっている樽にこの樽より少し小さい"貯蔵米用の蓋"を被せて…｣
はじめ｢A。手伝って｣
｢(｡｡`)ｺｸ｣

はじめくんが蓋したのと同じ蓋をもう1つ手に取り、蓋をする

そして、はじめくんが黄色のバケツを手に取って説明をした

はじめ｢その蓋の上に白く濁った元蔵の酒を流し込むと…｣

蓋の上に流し込むと…

｢中は空洞なのに、お酒で沢山入っているように見える。上げ底の樽が完成します｣
一織｢成程…｣

バケツを床に置くと、僕とはじめくんは、鷺森さんを見る

はじめ｢鷺森さん、あんたはこの本当は、酒で満たされていない樽の下の空間の部分に意識がない左紺さんを隠した｣
剣持｢でも、どうしてわざわざこんな面倒な事をしなきゃならなかったんだ？｣
｢それは、僕達にさつ害時刻のタイミングを1つずつずらして、認識させる為ですよ｣
剣持｢どういう事だ？｣
はじめ｢俺たちが元蔵を見学する前、既に黒マスクの鬼門はころされて、別の樽の中に同じやり方で隠してあったのさ｣
｢｢！？？｣｣

〜回想飛ばします！〜