「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ24)

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22話 (名前)「はぁ…」るい子「どうしたの？」(名前)「ここ最近の話なんですけど、靴箱に手紙が置いていたんです。それが宛名なくて」るい子「その話詳しく聞かせて！」← ページ24

Aside

止めにいく鷺森さんに音松さんは、杖を振り回していて、当たりそうになるのを、僕が守った

ガンッ

鷺森｢うっ…！｣
｢った…｣
はじめ｢A！鷺森さん！｣

はじめくんと美雪ちゃんに立たせてもらい、音松さんをどうやって止めようかを考えていた

すると、剣持さんと黒鷹さんが止めに行った

黒鷹さんの一言で、落ち着きを戻した音松さんは、近くのソファーに座り、"白蛇様からせっかく授かった、お酒の味がわからなくなった！"と言っていた

音松｢もうおしまいだ…｣

女将さんが、音松さんの隣に座り、支えていたが、音松さんは、顔色を変えなかった

音松｢全部。白蛇様の天罰だ｣

僕達は、その言葉に何も声をかけられなかった

ーー
ー

音松さんを支えながら廊下を歩いている女将さんが、鷺森さんに居間を片ずけるように言っていた

｢あ、僕も手伝いますよ｣
鷺森｢でも、｣
｢1人じゃ大変だと思いますし、2人が居れば、早く終わりますよ｣
女将｢じゃあお願い致します…｣

僕は、鷺森さんと一緒に居間の所に向かおうとしたが、はじめくんに腕を掴まれた

みると、はじめくんは、心配している顔で僕を見ていた

それを僕は"大丈夫"と、笑顔で見た事により、掴まれていた腕がゆっくりと降ろされた

鷺森｢Aさん！｣
｢あ、今行きます！｣

走っていく僕の背中をはじめくんと美雪ちゃんが悲しそうな顔で見ていた事を知らずに、僕はその場を後にした…

ーー
ー

ー美雪ちゃん達のをスキップさせて頂きます！ー

はじめくん達が、黒鷹さんと山奥に行っていることを知らずに、僕は、鷺森さんと居間の掃除をしていた

箒で、置物の破片をはいていると、床を雑巾で拭いている鷺森さんが、話しかけてきた

鷺森｢そう言えば。Aさんは、どうしてこの旅館に？｣
｢ああ。友達と友達の家には、家族ぐるみで、ここに｣
鷺森｢へぇ〜。そうなんだね｣
｢はい。そう言えば、鷺森さんの名前聞いて思ったんですけど…｣
鷺森｢ん？｣
｢鷺森さんの苗字って、珍しいですよね。名前を聞いた時に驚いちゃいました｣
鷺森｢そうかなぁ…？そういうAさんの苗字も珍しいと思うけど｣
｢あはは…っと、ここの掃除終わりました｣

鷺森さんに報告すると、お礼を言われ、頭を撫でられた

｢！えへへ…/////困っている人がいれば、手伝いなさいといわれていますので…｣
鷺森｢そっか…あ、そうだ｣

"はい。これ"と言われて渡された物を見ると…

｢わぁ…！綺麗…｣