(名前)「じゅ、19話…無理、吐きそう…」美雪「あああ!誰か、ポリ袋っ!」一織「取り敢えず外に出て空気を吸ってきなさい。少しは良くなるぞ」(名前)「うん…」 ページ21
Aside
あの後。声のした方をみると、音松さんが現れ、泣き崩れそうになるのを女将さんが受け止め、抱き締めていた
隣にいて、まだ僕の背中を摩って貰っているはじめくんが、僕を挟んで、反対側の隣にいる美雪ちゃんに耳打ちしていた
はじめ「なぁ美雪。あれって大人の関係?」←
美雪「やめてよ、こんな時に!」
本当にやめてこんな時に…
暫くすると、さっき僕達が入った元蔵に入ろうとしていた捜査員達がいたが、黒鷹さんによって止められていた
黒鷹「この蔵は、うちの財産なんだ。どかどかと入られちゃ、蔵つき酵母も酒も台無しになっちまう」
剣持「はい、はい…!おっしゃる通りです。細心の注意を払って、捜査は、できる限り短時間で終わらせます。勿論。仕込みのお酒には、一切触れません」
黒鷹「…」
黒鷹さんが、扉の前から離れ、剣持さんに左紺さんの姿が見当たらない事を聞いていたが、鷺森さんが、"僕探してきますっ"と言い、はじめくんと黒鷹さんの間を通り抜けていった
はじめ「黒鷹さん。この蔵の出口って、一つだけですか?」
黒鷹「ああ、そうだよ」
剣持「ん?2人きりの蔵でさつ人事件が起き、この蔵を最後にでた左紺さんが、行方不明か…一課長」
一織「ああ。…刑事さん」
お父さんが、さっきの刑事さんに、左紺さんが逃走した事により、緊急配備をお願いしていた
音松「あんたら!まさか…蓮月をころしたのは、左紺だと言いたいのか!?」
一織「残念ながら、その可能性があります」
音松さんが、怒った後、蓮月さんのい体をみて"白蛇様の天罰だ"と言い、手を合わせてお辞儀をしていた
…"天罰"ね、
そう考えていると、女将さんが音松さんを休むように言い、移動させていたと入れ替わりに、鷺森さんが戻ってきて、"表にも旅館にもいなかった"と言っていた
剣持「やっぱり!」
はじめ「ねぇ。おっさん」
剣持「ん?」
はじめ「何の為に蓮月さんは、酒樽に放り込んだんだろう」
剣持「あっ…それはあれだ!発見時間を遅らせて、逃げる為の時間稼ぎをしたかった…とか?」
本当にそんな理由なのだろうか…
ーー
ー
酒造りから離れ、僕達は、外の階段を降りていた
僕は、外の空気を吸い、完全復活した←
美雪「左紺さん兄弟なのに、どうしてこんな事を…」
はじめ「兄弟だからかもしれない」
僕は、2人の会話に耳を澄ます
はじめ「社長さんは、最初は"次男の蓮月さんに、蔵を任せるつもり"だったんだろう?…左紺さんとしては、」
20話 (名前)「(美雪ちゃんとはじめくん。付き合わないのかな…)」美雪、はじめ「「(絶対。勘違いされてる…)」」←→←18話! 剣持「そう言えば、(名前)くん。ライトは?」 はじめ「元から4つしか無かったからな〜」(名前)「仕方がない。スマホのライトで行くか…」
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作者名:まふころー | 作成日時:2022年7月4日 7時