「僕ですか？はじめくんと美雪ちゃんの幼馴染です」パート2！ (ページ18)

今日:18 hit、昨日:2 hit、合計:21,601 hit

16話！ (名前)「(小声)絶対バレるって！」はじめは、｢(小声)大丈夫だって！｣ページ18

Aside

へぇ…さっき止めていたのが黒鷹(くろたか)さんで、社長さん？の隣に座っているのが白蛇旅館の女将さんの姫小路(ひめのこうじ)さんって、言うんだ…

そして、社長さんは、音松さんと言う…

姫小路「旅館の方も音松さんの経営でして…」
音松「それで？何が聞きたい」
一織「実はこの村にさつ人犯が潜伏していると聞きまして。鬼門影臣という男が、裏社会でさつ人事件を起こした後、どうやらこの白蛇村に逃げ込んだと」

お父さんが、その人物の写真を机の上においた

今思うと、お父さんの真面目な顔。始めてみたな…←何時も真面目だ！Byお父さん

その光景を眺めていると、音松さんが"うちの蓮月(れんげつ)に何の関係がある？"剣持さんに言う

どうやら、黒いマスクの人は、蓮月さんと言って、左紺さんの弟みたいだ…

剣持「どうして、顔を隠していらっしゃるんでしょうか？」
音松「疑ってるのか？あれは間違いなく私の息子の蓮月だ！あんたが追っている男じゃない！」
一織「では、お顔を拝見させて頂きませんか？」

"ダメだ！帰ってくれ！"と音松さんが立ち上がったのを女将さんが支え、代わりに黒鷹さんが連れていった

連れていかれるのを見送っていると、左紺さんが5年前の事を話し始めた

左紺「裏山で大きな火事がありまして。弟の蓮月は、その家事でしんだと思われていました…」

ーちょいスキップ！ー

成程。あのマスクは火傷の跡を隠す為で、火事の後遺症で、顔も声も、すっかり変わっていたのか…

でもそれだと、別人が成り済ましている可能性も高いはず…

それを剣持さんが聞いいた

女将「ええ。勿論私達もそう疑いました。それでDNA鑑定をしてもらったんです。…社長とは間違いなく親子であると判断しまして、今はそろそろリハビリを…」

話を聞いている中で、僕は左紺さんが顔色を変えたのが見えていた

…？

会話が終わり、剣持さん達が席を立つ所を、佐紺さんが現蔵に案内をすると言っていた

左紺「そこの坊ちゃん達も見に行って下さい」
「…どうも」
一織「えっ、A！？それにはじめくんと美雪ちゃんも！？」

バレてたか…

ーー
ー

女将さんと共に、酒造を行っている中を見学しに行く事にした

女将「晴れて息子の蓮月さんである事が判明されて、社長は本当にお喜びになって。…社長は体が壊されてから、蓮月さんにこの蔵を任せようと思っていらっしゃいましたから」

はじめくんが、剣持さんに当てが外れた事をこっそり耳打ちしていた