12話 はじめ「あのときの(名前)の顔…ギャップ萌えだな」(名前)「ギャップ?」 ページ13
Aside
ー回想飛ばすね!ー
伊豆丸さんから聞いた話は、残酷なものだった…
伊豆丸「でも。これでもう。全てが終わった。私にやり残した事は、ないよ…」
それを言うと、横に何かが通った
それは、
影尾「っすみませんでした!!」
影尾さんと寒野さんと潮さんが、伊豆丸さんの目の前で土下座をしていた
影尾「私の判断で、新薬治験データに、小児がんの適用実験が欲しいと、悪性のがんだという事にして、人体実験まがいをして、何万人をしなせてしまい、申し訳ございませんでした!!」
潮「全ては私達の責任です!どんな罪も償います!どうかっ…!」
もう我慢の限界だった
僕は、早歩きで影尾さんと潮さんの元に行き、乱暴に胸元を掴んで立たせ、壁に2人の背中を打ち付けた
はじめ、美雪「「A/Aちゃん!?」」
2人が名前を呼んでいるのに返事もせず、目の前にいる苦しそうな顔をしている2人を真顔で、けれど殺意を向けていた
「…新薬の副作用で人をしなせてしまって申し訳ない…?自分達の責任だからどんな罪も償う…?甘ったれた事を言うなっ!」
「「っ!」」
「そんな事をしても、なくなってしまった人はもう帰ってこないんだよっ…!?何でそう簡単にころしてしまうんだよ!?分かってんなら、なぜ使ってしまったんだよ!!」
僕が1番気に食わないのは…
「貴方達みたいなのが、こうしてのうのうと生きているのが僕は許せない…」
はじめくんと剣持さんが止めてきたから、怯えている2人から手を離し、力が抜けた様に座り混んだ2人は、呆然としていた後に、泣きながら謝っていた
泣いている3人を睨みながら見ていたら、左肩に手を置かれた
伊豆丸「…ありがとう。Aくん」
「…っでも、」
伊豆丸「もう十分だ。ありがとう。私の言いたい事を言ってくれて」
伊豆丸さんは、優しい顔で僕の頭を優しく、数回撫でた後に、剣持さんに罪を償うと言っていた
伊豆丸「…金田一くん。それとAくん」
「「…」」
伊豆丸「俺は、気付いた時には、大切な物を無くしてた。君達も推理にばかり夢中になっていると、俺みたいになっちまうぞ…」
それを聞いた僕は、静かに泣いてしまった
ーー
ー
事件解決からの翌朝。僕は、外に出ると、はじめくんと美雪ちゃん立っていた
はじめ「こんな事だろうと思った…」
美雪「もう水臭いよAちゃん!一人で行こうとするなんて」
「なんで…」
はじめ「なんでってそりゃ…」
「「幼馴染だからだよ」」
13話 聖恋島後編 終了 謎が解決して2日後。新聞をみると、はじめくんが、(名前)の頬にキスをしている写真が載っていたらしい←→←11話
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作者名:まふころー | 作成日時:2022年7月4日 7時