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28話!佐木「先輩!金田一先輩!」はじめ「おー。どうした?」佐木「実は、(名前)先輩の秘密を聞いちゃったんですけど…」 ページ31

Aside

音松さんが悲しい顔でソファーから立ち上がり、黄介さんに"何故2人の兄に手をかけた…!"と言っていたが、黄介さんは、顔色を変えずに否定していた

黄介「5年前。蓮月兄さんをころしたのは、俺じゃない。あの時、火をつけたのは…」

__左紺兄さんだ__

「…」

数人が驚いている中で、黄介さんは語り始めていた

黄介「5年前。父さんが、蔵を蓮月兄さんに譲ると言い出した時から、左紺兄さんは、可笑しくなった」

ー回想飛ばします!ー

すると、音松さんがソファーに座り込んだが、黄介さんは続けて話す

黄介「俺は奇跡的に助かった。全身火傷でボロボロで、火事のショックで記憶も失った状態で」
剣持「では、左紺に送られてきたメールって言うのは、左紺の自作自演だったって事か…」
黄介「ええ…俺は、左紺に罪を被せられているとも知らず…」

ーまた回想飛ばすよ!ー

黄介「俺は突然、記憶を取り戻した。左紺の造った不味い酒に、よっぽど驚いていたんだろうな」

__このままじゃ蔵は駄目になる!__

黄介「俺は、何としても蔵に戻ろうと思った。でも、蓮月兄さんをころしたと思われている白神黄介として戻れば、騒ぎになって、蔵や父さんに迷惑がかかる」

ーまたまたとばします!ー

黄介「俺は奴の話に乗った"ふり"をしながら、どうすればいいか分からずにいた。その時…見てしまったんだ」

ー飛ばすね!ー

左紺さんは、酒蔵を売り飛ばす計画を立てていたみたいだ…

何だよそれ…

黄介「もう許せなかった。兄さんをころそうと思った」
「「…」」
黄介「そして鬼門も…この蔵にはびこる"毒蛇"は、俺がこの手で全て始末するって、決心したんだ」

そして、あんな事件が起こってしまった…って言う訳か…

悲しい真実に、僕は黄介さんから目を背けてしまった

音松さんが、黄介さんの名前を呼んでいたが、黄介さんは、早口でもう息子が居ないことを言っていた

そこから、黄介さんが何かを言っていたが、僕は聞かなかった…ううん、聞きたくなかったの方が、正しいかもね…

ーー


黄介さんとお父さん達について行き、外に出ると、パトカーが止まっていた

静かに警察により連れていかれている黄介さんに、はじめくんが駆け足で追った

はじめ「あんたは、この蔵を守る為に帰ってきたんだろ?」

それを聞いた黄介さんは、少し振り向いた

黄介「土地の恵みの酒を造る…この蔵に人ころしの息子は必要ない」
はじめ「でも…。あんただったんじゃないか?」

29話! 佐木「(名前)先輩!」(名前)「ん〜?」佐木「____って、本当なんですか?」はじめ、美雪「「ブッ!/!?」」←飲んでいた飲み物を吐き出した→←28話 美雪「えぇ!?本当なの、それ!?」(名前)「うん」 佐木「(まずいの聞いちゃった…)」←ドア越しに聞いてる



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作者名:まふころー | 作成日時:2022年7月4日 7時

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