【銀魂】お願いだから愛してよ【坂田銀時】 (ページ5)

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急接近！？ページ5

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銀時今暇?

Aお風呂入るまでは暇だよ

十分程、途切れることなくメッセージをやり取りしていてそらそろ指が疲れてきたなぁという頃

思い出したように彼から暇かと聞かれた

(忙しかったらこんなに返信しないでしょうよ、、)

何かと思ったら彼は予想外な事を言い出した

銀時電話、できる?

Aえ、

で、ででで電話！？

びっくりしすぎて《え、》って送っちゃったよー！！

男の子と電話するなんて前の彼氏以来で久しぶりすぎるし…何より今日初めて会ったのに…

(でも…したいかも)

銀時あ、悪ィいきなり。嫌だったら全然

Aううん!したい

銀時マジ?笑無理してねェ?

Aしてないよ!笑笑

あまりに私に気を使ってくれる坂田くんが面白くて笑ってしまう。いい人なんだな

少し間を置いてから《じゃあ、かけてもいいか？》とメッセージが来たので了承した

【Trrrr～】

『っはい、もし…もし』

「っあ～、急にごめんな笑」

『ううん！全然』

電話越しに初めて聞いた坂田くんの声は笑いを含んでいて「なんか緊張してねェか？」とおかしげに聞いてきてくれて、『大丈夫だって』と返す私も自然と笑っていた

「あのさ、俺だって分かった？入学式ん時」

『髪の毛でわかった！笑』

「やっぱり笑笑わかりやすくて良いだろ」

『ホントだね笑逆に私そんなに特徴ないのによくわかったね？』

「プロフィール画像覚えてたからな」

『何で覚えてるの笑笑』

「え、何でだろ笑」

『賢いからか…天才め！』

「んな事ないって。そんな変わんねェよ」

気さくで話しやすい彼に乗せられて次から次へと色んな会話をしていると、母がお風呂から上がったようだ

『あ、もう行かなきゃ。ごめんね』

「いやこっちこそ。付き合わせちまったな」

『ううん！楽しかったから良かった。じゃあ、おやすみなさい』

「ん。風呂いってら」

坂田くんの返事を耳に確認した後、通話終了ボタンを押した

またケータイを充電コードに差して、バスタオルと下着とパジャマを持って階段を降りる

(電話しちゃった！)

胸を踊らせながら