ムッツリーニ ページ16
*
『ちょ!恥ずかしいので下ろしてください!!一体なっ、いったぁ・・・!』
昴「ああほら、そんな足でバタバタと暴れるからですよ」
大人しく、ね?と、大人の笑みを浮かべる細目にぐっっ、と抵抗するのはこらえた
クソかっこいいかよ
にしても、よく分かったね私の足
わからないように立ってたつもりだったし、気づかれるつもりは全くなかったんだけど
流石FBI。流石超大国アメリカ、なんていったらどっかの日本の恋人が怒りそう、いや大激怒に間違いないわ
.
昴「はい、出来ましたよ」
「もう無茶はしないで下さいね」と、私の足に包帯を巻いて手当してくれた彼は、救急箱片手に立ち上がった
まあ多分、ヒビは入ってない。打撲か炎症程度だから良かったのに。ついお世話になってしまった
『ありがとうございます。なんだか昴さん、慣れてます』
昴「僕もよく怪我をしていましたので」
『あら、随分やんちゃだったんですね?』
あまりその風貌からは想像出来なそうなイメージを描きながら言うと、「スポーツ方面ですからね?」と釘を刺されてしまった
はいはい、凄腕スナイパーさん。
昴「最近はもっぱら論文で、すっかり動きません」
『へぇ、なら今度どうですか私とでも』
ジムにもまた行きたいなと思っていたし
昴「それは・・・誘われているんでしょうか」
『な訳ないですよね急に下ネタにもってくのやめてくれます?』
困ってしまいます、とかなんとか勝手に頬を赤らめる乙女野郎。照れるな勘違いだから!!
全く、何を言い出すかと思えばこのムッツリ大学院生(仮)は・・・
「あはは、冗談ですよ」と呑気に、そしてご丁寧に紅茶までいれてくれたのでそれは飲む。うん、おいしい。←
800人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆら - 純黒の悪夢の完結楽しみにしていますですo(^-^)o頑張ってください! (2021年1月25日 6時) (レス) id: 30a8cc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄くおもしろいです!ジンと早く会って欲しいですね!キスから始まったので凄く気になります!更新頑張ってください! (2020年10月8日 11時) (レス) id: 7c779db0ef (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^ - ^ (2020年10月7日 23時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 続きがものすごく気になります!!!更新頑張ってください!!! (2020年4月27日 19時) (レス) id: 8704b5e388 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年4月12日 10時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うなじゅー | 作成日時:2018年7月17日 21時