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南「なんか今日はやたら疲れた顔してるね」
「…そりゃ毎日あんな奴と顔合わせると疲労が溜まって行くでしょ、普通!!!」
南「まぁ同居人の事も考えないと行けないからね〜ところで嫌がらせは?大丈夫?」
「うーん、、まぁ大丈夫ではないけどっ何とかなってるかなぁって」
南「…本当に??もう心配だわ、、」
南とこうやってゆっくり話せる昼休みが一番好き。
落ち着くし、なんでも話せるし、気持ちが楽になる。
こんな時間がずっーと続けば私の疲労も少しはとれるはずなのにね。
南「あれ、、小瀧くんじゃない??」
「…え、どれ、」
南「ほら、アンタのこと呼んでるよ」
「…嘘でしょ、?」
クラスのドアの方に目を向けると明らかに小瀧くんが私の名前を呼びながら手を振っていた。
女子たちからすればなんというファンサービスかってぐらいだけど、、
私からすると迷惑極まりない。
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「ちょっと、、何??」
小「お弁当、入れ間違えだなぁーって」
「……うわ、本当だ。。ちょっとここじゃ渡すのあれだから、屋上でいい?」
小「…あー、了解!バレたくないもんなぁ」
こんな話をしてる間でさえも女子の視線が痛いのに、、お弁当交換なんてしてたらもう、、、
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「じゃあ、今度から気をつけるようにね!
今日はちゃんと鍵もってる?忘れてない?」
小「忘れてませんー。ってか俺のお母さんかよっ」
「だってそれは小瀧くんが忘れるからでしょー!
もうほらほら、帰るよっ」
この話、誰にも聞かれてないよね?
こんな話誰かに聞かれちゃったらそれこそ噂は本当なんだって広まってしまう。
まだ、噂止まりだけど本当だってわかったら私にどんな仕打ちをしてくるかわからないし、、
そうなったら怖いんだよねぇ、。
私も小瀧くんが帰ってちょっとしたら教室へ戻ろう!と思っていたのに、、
まさかのまさか。
藤井くんが私の前に。
聞かれちゃったみたいです、、この話。
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作者名:m. | 作成日時:2019年1月1日 19時