藤井くんはいつも不機嫌【青】

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当日、やっぱり藤井くんはちょっとだけ微熱があるみたいで。

でもまぁ、しんどいのは無くなったみたいだけど。






クリスマス用のケーキを買って、藤井くんの家に向かう。

家にどんどん近付くにつれて緊張もどんどん大きくなる。

お母さんとかお父さんとかいるのかなぁ、？

それに…妹さんとか………







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気付けばもう、藤井くんの家の前。

緊張しすぎてインターホンを押す指も震えてしまうくらい。







: ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ








……押したぞ、私は押したぞ！！

ドアの向こうは、足音が聞こえる。

お母さんとか出るかなぁ？、







そう待ち構えていると、ドアを開けてくれたのは冷えピタを貼った藤井くんだった。









藤「A、今日はありがとう、来てくれて。後それとごめんなぁ、楽しみにしてたイルミネーション見に行けなくて。」



「…あっ、ううん。そんなことは全然いいの。というか、藤井くんと過ごせるだけでもすっごく嬉しいからっ！」



藤「俺もやで。あ、そやそや今日は俺の家族みんないーひんねん。だから俺とA、2人っきり」








そう耳元で囁かれて、何も思わない女の子っているのだろうか。

本当にどうしようっとかそんなことばっかり考えてしまって頭がパンクしそうだぁ、









藤「まぁまぁ、そんな緊張しんといて(笑) 気楽に楽しく行こう〜〜〜俺も一応まだ微熱あるしな(笑)」



「、そうだよね！！」









明らかに動揺してますよ感が半端ない、、、

でもまぁ、そうなったらそうなっただし？？

今日は下着一応揃えてきたし？？

ってそんなことはいいからっ！！

今日は楽しむんだからっ！！









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