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ユンギさんが私と男子生徒の間に入ると
まずは私を一瞥して、無言のまま私の頭を撫でた。
優しくて、温かくて
いつものユンギさんの撫で方で安心して力が抜けてしまう。
ユンギ｢お前、何した。Aに｣
男子生徒｢さぁ？本人に聞いてはどうですか？あぁ、でも、美味しかったですよ？｣
わざとユンギさんを煽るように、虚偽の言葉を並べる男子生徒。
その言葉に反応したのか手がピクっとなって私の頭から離れる。
ユンギ｢ダル、お前｣
男子生徒｢は…｣
首を1回コキっと鳴らすと
吸血鬼の特徴なのか
それともユンギさんの身体能力が高いのか
男子生徒に一瞬で近づくと
頭を抑えて壁にグリグリ押し付けていて
何かを耳元で囁くと
男子生徒は元々青白い肌をもっと青白くさせて
慌てて倉庫を出ていった。
｢ゆ、んぎ、さん…っ…｣
ユンギ｢…お前にも後で説教｣
そういうと、私のことを優しく抱きしめてくれる。
大丈夫大丈夫って言いながら頭を撫でて。
｢怖っ、くて…｣
ユンギ｢もういねぇーから。｣
｢っ…う…ごめんなさっ…｣
ユンギ｢何謝ってんだよ。…飲まれたか？｣
迷惑かけてごめんなさい。
自分でどうにか出来なくて、ごめんなさい。
でも、血は飲まれてないと頭を横に振ると
ユンギ｢そか。…兄弟ならまだ我慢できるけど、他人とかマジで気が狂いそうになった｣
そう言って深く深呼吸をするユンギさん。
ユンギ｢いや、…今も、気、狂ってる｣
｢あ、ごめんな、さい…｣
ユンギ｢何俺以外に制服脱がされてんの？｣
｢えっ…あっ…ま、待ってください…！今閉めるので…！み、見ちゃ…ダメです…！｣
自分が脱がされてたのをすっかり忘れてて
そのまま抱きしめられてると思うと恥ずかしくて仕方ない。
急いでボタンを閉めようとユンギさんから離れようとするのに
ユンギさんは全くもって離してくれないから困ってしまう。
ユンギ｢じっとしてろ｣
｢あ、ユンギさ…｣
ユンギ｢いいから｣
ユンギさんは私のワイシャツのボタンを1つづつ閉めていく。
それはもう、丁寧に。
ユンギ｢帰ったらジンヒョンの小言大会始まんぞ｣
｢あ、でも…私が悪く、て…｣
ユンギ｢なんでテヒョン達と帰ってこなかったわけ？｣
｢それは…その｣
テヒョンくんの契約って言葉が気になったと言ったらどんな反応をされるだろうか。
くだらないと言われるだろうか
そんな不安でいっぱいだったのに
ユンギさんは笑わずに聞いてくれた
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ぴよだんご(プロフ) - MARIさん» マリさんありがとうございます！！続篇！！おぉーー！嬉しいお言葉！！！いつか書けたらと思います！ありがとうございました！！ (2023年4月3日 12時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - 甘々🐱さん最高過ぎます〜！ドキドキキュンキュンでした！完結おめでとうございます！どこかで続編が読めたら…とこっそり思っております★ (2023年4月3日 9時) (レス) @page50 id: 50706b81ce (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - めぐみさん» めぐみさん！ありがとうございます！だいぶ待たせてしまいまして大変申し訳ございませんでした！！ゆっくり書きますのでよろしくお願いします！ (2022年7月27日 16時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 毎回ﾄﾞｷﾄﾞｷしながら待っています。ぴよだんごさんのお話が、とても好きで好きでたまらなく好きです。楽しみにしています。頑張ってくださいね(*^^*) (2021年8月19日 18時) (レス) id: ebda626bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - kns0822ksrrさん» わぁぁあっ！ありがとうございます！！！嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2021年8月15日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月3日 13時
