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｢＿＿＿＿はい、はい。言うことコロコロ変わってすみません…｣
叔父｢ん？いや、いいよ？俺的には面白い展開だから｣
｢え？｣
叔父｢あ、なんでもなーい！じゃあねー！｣
ブツっと電話が切れる。
はぁっとため息をついて脱力して
ベッドに寄りかかると
テヒョン｢やっほー！！！｣
｢っわ…！て、テヒョンくん…！？｣
毎度の事ながら全くノックをしてくれないテヒョンくんに驚いて
何も悪いことをしてないのに、胸がドキドキと大きく音を立てる。
テヒョン｢そ！俺！！！｣
｢どう、したの？｣
テヒョン｢んー、特に？｣
｢え？｣
テヒョン｢会いたくなったから、会いに来たの。ダメ？？｣
｢あ、だ、めじゃ、ない、けど…｣
テヒョンくんは色々な意味で心臓に悪い人だ
子供っぽくズカズカ人の領域に入ってくると思えば
急に大人っぽく適切な距離になったり
大人っぽく、笑ったり。
どっちが、テヒョンくん？？と聞きたくなるほどに
テヒョンくんの領域は、危うそうで
うっかり入ってしまえば、壊してしまいそうで
何となく、繊細な人だなって思う。
テヒョン｢それにしても、やっぱりいー匂い｣
｢えっ、あ、っと…血が…？｣
テヒョン｢そ。Aってさ、人の悪口言わないでしょ｣
｢あ、どう、だろ？言うかも、よ？｣
テヒョン｢んふふっ、言わないよ。匂いがそう言ってる｣
｢え？｣
テヒョン｢俺が女の子の血を飲まないのは、飲めば飲むほど、その子の憎悪の味がして気持ち悪いから｣
吐き捨てるようにそう言って
冷たい目をするテヒョンくんの目から
目をそらすことが出来なくて
喉を鳴らしてしまう。
テヒョン｢でも、Aの匂いを初めて嗅いだ時すっごく甘い匂いがした｣
｢あ、えっ、と｣
テヒョン｢ユンギヒョンには内緒にしてね｣
そう言うとテヒョンくんは私の手首を掴んで
鋭い牙を私の手首に当てた。
流れる血を零さないように綺麗に舐めとるテヒョンくん。
くすぐったくて
身体がふわふわし始める。
テヒョン｢っちゅう…ちゅっ…ちゅ。んは…ほら、純粋な甘い味｣
妙に大人っぽいテヒョンくんに一瞬心臓が跳ねて
頭が真っ白になる。
でも、そんな時なのに
ユンギさんが頭の中で浮かぶなんて、私変だ。
テヒョン｢だめ、そんなとろんとした目しまら。俺止まらない｣
｢っ、あ、これ以上、は…だ、め、テヒョンく…｣
ユンギ｢そこまでだ、テヒョン。Aの意識飛ぶ｣
やっぱり来てくれた。ユンギさん。
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ぴよだんご(プロフ) - MARIさん» マリさんありがとうございます！！続篇！！おぉーー！嬉しいお言葉！！！いつか書けたらと思います！ありがとうございました！！ (2023年4月3日 12時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - 甘々🐱さん最高過ぎます〜！ドキドキキュンキュンでした！完結おめでとうございます！どこかで続編が読めたら…とこっそり思っております★ (2023年4月3日 9時) (レス) @page50 id: 50706b81ce (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - めぐみさん» めぐみさん！ありがとうございます！だいぶ待たせてしまいまして大変申し訳ございませんでした！！ゆっくり書きますのでよろしくお願いします！ (2022年7月27日 16時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 毎回ﾄﾞｷﾄﾞｷしながら待っています。ぴよだんごさんのお話が、とても好きで好きでたまらなく好きです。楽しみにしています。頑張ってくださいね(*^^*) (2021年8月19日 18時) (レス) id: ebda626bc4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - kns0822ksrrさん» わぁぁあっ！ありがとうございます！！！嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2021年8月15日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月3日 13時
