番外編 6 ページ6
｢な、なんで？授業は…？｣
ジミン｢んー？どこからか僕の名前が聞こえたから来てみた｣
｢あ、だ、大丈夫だよ…！喧嘩してるわけじゃないし…！｣
嘘。
少しホッとしてる。
我儘なくらいの方がいいよって言ってくれたことに。
ジミン｢本当にー？その子の荒らげた声がこっちまで聞こえてきたよ？｣
｢え、あ…｣
笑顔でそう言うジミンくんに
そう言えば、授業中だったなんて思うと
気まずそうにこちらの様子を伺うクラスメイト。
やってしまったと思いながら
先生にも、皆にも謝って
気にしないで欲しいと声をかける。
でも実際、私が大勢の方にいたのなら
気にしたくなくても気になるのが人間なんだよなぁ、なんて思ったりもして
ヒメ｢…ジミンくんもジミンくんだよね。散々人のこと振り回して。結局振り回された女に行くんだから｣
ジミン｢…何か勘違いしてない？僕は君にだって散々振り回された。でも僕は…｣
ジミンくんは私の腕を引っ張って
引き寄せると
ヒメに見せつけるように私の頭を撫でて
ジミン｢君じゃなくて、Aに振り回されたいの。Aを振り回すのだって、僕以外は嫌だってそう思ったの｣
ごめんね、ヒメちゃん＿＿＿＿
そう言うと、ジミンくんはヒメに謝って
私の腕を引っ張る。
先生｢おいこら！パクジミン！｣
ジミン｢せんせ、A、具合悪いんだって。僕が付き添うから、邪魔しないで｣
私が何回ジミンくんの名前を呼んでも呼んでも
ジミンくんは止まらなくて
校舎の少し影になってるところに私を連れてくると
ジミン｢僕のせいで傷ついたでしょ？ごめん…｣
｢あ、違…私が我儘なのは、事実で…｣
ジミン｢違う、あの子を振り回したのは僕だ。Aじゃない。｣
思いっきり抱きしめて
頭を撫でる。
ジミン｢…僕がAを好きすぎる｣
甘い言葉に私の心が反応する。
そんなの、私もなのに。
｢私、も…好き｣
ジミン｢ふふっ、そんなの知ってるよ。｣
そう言うと、甘い唇で私の唇を塞ぐジミンくん。
ジミン｢Aはあの時、友達か僕かすごく迷ってたでしょ？｣
｢う、ん…｣
ジミン｢そういう所が、僕は好きなんだ。友達の為を思うAも、僕のことを思うAも。｣
だからね、少しぐらい、我儘言ってよって
ジミンくんは私を優しく抱きしめて
ジミン｢友達に卑怯な手を使わないAがすごく好き｣
もう1回優しくキスをしてくれた。
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ぴよだんご(プロフ) - momoさん» わーっ！ありがとうございます！！嬉しいいいです！！！更新出来る日はなるべく頑張ります！よろしくお願いいたします！！ (2021年8月25日 21時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - やばい、もう今最高です、、、めっちゃ感情移入しちゃう泣今一番更新楽しみにしてるお話です！！！！！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: e87608b688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - Sissyさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！お！本当ですか！？猫被せるの辞めさせてみました笑わぁ！なんて優しいお言葉…！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年7月21日 21時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
Sissy(プロフ) - 初コメ失礼します！今のヒメちゃんとの絡みがめっちゃ好きです！前よりもっと主人公達と仲が深まった感じがします･:*+.\(( °ω° ))/.:+これからも無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2021年7月20日 19時) (レス) id: a42fa159b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - hargleさん» わー！ありがとうございます！！ジミン氏と沢山イチャつかせますね！笑これからもよろしくお願いいたします！ (2021年7月5日 3時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月4日 1時
