番外編 26 ページ26
あれからキスなんてしてない。
勉強、勉強、勉強の毎日。
ジョングク｢不機嫌デスネ、ヌナ｣
｢不機嫌じゃないよ…？多分｣
ジョングク｢明らかに不満気なのに。喧嘩した？ジミニヒョンと｣
｢してない！してない！全然！！｣
違う、分かってる。
私が我慢しなきゃいけないこと
ジミンくん、勉強頑張ってるのに
私が我儘言っちゃいけないこと。
私も受かるために勉強しなきゃいけないこと。
でも、触れてすらくれなくなった。
触れると、我慢できなくなるからって。
でも、不安なんだ。
ジミンくんは私が離れたらどうしようって不安になるって言ってた。
でもそれは私も同じ。
触れられなければ不安になって
帰りくらい手を繋いでくれてもいいのに、なんて。
＿＿＿＿…違う、最近一緒になんか帰ってない。
塾に入るからって。
早く帰らないとって言って。
｢寂しい｣
ジョングク｢それ俺に言ったって仕方ないじゃん｣
｢わかってる、わかってるもん｣
でも、寂しいものは寂しい。
塾に入ってから、一緒にいる時間なんて殆どなくて
学校にいる時は一緒だけど
帰りは別々で
｢私も勉強しよー｣
ジョングク｢ここですれば？｣
｢んー、気が散る｣
ジョングク｢ま、いいじゃん。息抜きに。｣
そう言われてリビングで勉強しようと参考書を探すと
私のじゃない参考書が出てきて
裏にはちゃんと名前が書いてあった。
パクジミンって。
大変、どこで混ざってしまったんだろうって焦った。
帰ってきてから1時間、19時に塾終わるって言ってたし
確かここから少し近いし、届けてあげよう。
きっと勉強中だから、スマホは見れないだろうし
｢グク、私ちょっと野暮用！！！｣
ジョングク｢ちょ…！ヌナ！？｣
会いたい、会えるきっかけが転がっているなら迷わずに拾いたい。
そう思って早足でジミンくんの通ってる塾の前で待つことにした。
驚くかなって
もうすぐ12月。
いくらコートを着てても寒いものは寒くて
鼻の頭がヒリヒリする。
｢あっ＿＿＿＿ジミンく＿＿＿＿｣
ジミン｢＿＿＿＿って…！｣
女の子｢やーだっ！送ってってー！女の子一人なんて、危ないでしょー！？｣
ジミン｢…はぁ、駅までだよ｣
よく聞こえなかった。
いや、わかんない、私の耳が勝手に塞いだのかもしれない
私の耳を
腕、組んで出てくるなんて思わなかった
組ませたまま歩くなんて思わなかった。
｢っ＿＿＿＿あ＿＿＿｣
苦しい、心臓
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ぴよだんご(プロフ) - momoさん» わーっ！ありがとうございます！！嬉しいいいです！！！更新出来る日はなるべく頑張ります！よろしくお願いいたします！！ (2021年8月25日 21時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - やばい、もう今最高です、、、めっちゃ感情移入しちゃう泣今一番更新楽しみにしてるお話です！！！！！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: e87608b688 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - Sissyさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！お！本当ですか！？猫被せるの辞めさせてみました笑わぁ！なんて優しいお言葉…！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年7月21日 21時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
Sissy(プロフ) - 初コメ失礼します！今のヒメちゃんとの絡みがめっちゃ好きです！前よりもっと主人公達と仲が深まった感じがします･:*+.\(( °ω° ))/.:+これからも無理しない程度に頑張ってください！応援してます！ (2021年7月20日 19時) (レス) id: a42fa159b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - hargleさん» わー！ありがとうございます！！ジミン氏と沢山イチャつかせますね！笑これからもよろしくお願いいたします！ (2021年7月5日 3時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年7月4日 1時
