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テヒョン｢何もしないんだから、もっとくっついたらいいのに。濡れるよ｣
濡れるなんてことは分かってる。
現に左肩濡れてるし
…万が一、万が一この傘に雷が落ちてきたら？
＿＿＿＿ジ・エンド、私とコイツ。
いや、無理無理無理無理！！
やっぱり無理！！！
テヒョン｢ほら｣
｢ききききき貴様！！何する！｣
テヒョン｢ほら、やっぱり濡れてるじゃん左肩
。なんで素直に寄らないの？｣
｢…笑わない？｣
テヒョン｢何を話すのか知らないけど笑うわけないじゃん、Aだって俺の暗所恐怖症、笑わなかったでしょ？｣
確かに。と自分で納得してしまった私は
歩きながら話すしかないと思ったの。
そう、思った矢先にね？
｢まっ！来る！！！！｣
テヒョン｢は？｣
雷が、大きな音を立てながらやってきたわけで
避雷針キムテヒョンなのにそんなことより雷の恐怖が勝った私は
コイツに情けなくも抱きついて
テヒョン｢んふふ｣
｢笑わないって言ったくせに。嘘つき｣
テヒョン｢違う違う。反応、早かったなぁって｣
こいつは、嫌な音立てずに私のことを抱きしめてくれて
テヒョン｢とりあえずさ、公園で雨宿りでもしよっか。雷聞きながら歩くの嫌でしょ？｣
しかも気遣いまで出来て。
認めたくないけど、完璧な人間だと、思う。
ただ、雨宿りした所で雷が聞こえなくなるわけじゃないから怖いのは変わりません。
｢あと手が2本増えれば…！｣
テヒョン｢ねぇ、雷、見たくないの？聞きたくないの？｣
｢見たくないし聞きたくもない｣
テヒョン｢じゃーさ、Aは耳に手当てて？｣
｢え？う、ん｣
テヒョン｢そしたら俺は…こうするから｣
ポスっとこいつの胸の中に収められる。
悔しい
悔しいけど、安心するし
なんでだか不明だけど、ドキドキする。
いい匂い。
最近、また女の子と遊ぶの辞めてくれたから、かな。
色んな匂いが混ざるんじゃなくて
コイツの甘くて、すごくいい匂いのする。
耳から微かに聞こえる雷も
怖いのに
｢すーっ…ん…｣
気を張りすぎてて疲れたのか
安心しきってしまって
テヒョン｢警戒心無いんですか？お姫様。ちゅっ｣
｢んん…｣
男の子｢わわわっ…ご、ごめんなさい…！｣
テヒョン｢…しー。雨宿り、君もどーぞ｣
男の子｢でも…｣
テヒョン｢ただ、このお姉ちゃんが起きた時、さっきのことは内緒にしてて？ね？｣
コイツがどんな顔してキスしてたのかなんて、知らない。
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ぴよだんご(プロフ) - イチゴさん» わー！ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願い致します！！ (2021年3月31日 21時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - テテにいつもドキドキさせてもらってます！ 頑張ってください！ (2021年3月30日 22時) (レス) id: e7e244cbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ジンペンさん» いつもありがとうございます！！ジンさんの出番回は私も楽しんで書いてます笑楽しみにしててください！これからもよろしくお願いします！！ (2021年3月29日 23時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ジンペン - いつもお話読ませてもらってます。ジンくんさすがですね…！！テテかグクか、どちらと恋するのか楽しみですっ！！！！！頑張ってください (2021年3月28日 5時) (レス) id: 1a0172b275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年3月23日 22時
