28 ジンside ページ28
イケメン｢1番絶望する顔になるのは、君を消すしか無かったんだよ｣
笑顔で答えるこいつに
気がつけば俺は
｢ソクジン…？｣
ジン｢どう地獄に落として欲しい？前の事故も、全部てめぇのせいか｣
Aを自分の後ろに隠して
自分が未来から来たとか
そんなの関係なく、腸が煮えくり返る思いを
イケメン野郎にぶつける。
イケメン｢前の…？｣
ジン｢てめぇのせいでなんで俺の女が居なくならなきゃなんねぇんだよ。｣
俺がどんな思いで
Aを失いたくないと思ってると思ってんだよ。
俺がAを失った数年間
俺が、どんな思いで過ごしたと思ってるんだよ。
自分が空っぽで
生きてる意味が分からなくて
いっその事、自分も消えてしまえば
またAに会えるんじゃないのかって考えて
何回、俺が自らの意思で消えようと思って
でも、何回もAの笑顔を思い出すと出来なくて
Aに、ダメだよって
止められてる気がして。
何回も出来なかったんだよ。
ナムジュン｢ヒョン｣
ジン｢…あ。なん、だよ｣
ナムジュン｢手、出したら水の泡なので。ヌナ連れて一応病院に。俺が証拠を持って学校、警察に届けるので｣
俺は今、何をしようとしたんだ。
Aの前で
ジン｢…悪い。A、病院行くぞ｣
｢え、あ、ソクジン…どこも痛くないよ？｣
ジン｢いいから。｣
やばいダサすぎる。
ここはスマートに決めて
大丈夫か？愛しのA。
みたいな感じにしたかったのに。
20歳超えた大人が、ガキ相手に頭に血が上ったなんて。
｢ソクジン｣
でも今は
ホッとしてる。
Aが居なくならなくて
Aが俺のそばにいて
ジン｢悪い。少しだけ｣
｢…甘えたソクジン｣
ジン｢バカ。お前が、ここにいて安心してんの。怖かっただろ。A｣
｢…ん。もう無理って、思った｣
子どもみたいに泣きわめくAの声に安心して
泣き疲れてしまったAをおんぶして病院に向かう。
ﾌﾞ-ｯﾌﾞ-ｯ
ナムジュン｢ヌナ、どうですか？学校の方には連絡入れておきました｣
ジン｢泣き疲れて寝てる。起きたら検査｣
ナムジュン｢…すみませんでした。ヒョン。自分の勝手な行動で、ヌナを危険に晒しました｣
ジン｢気にすんな。お前にとってこれが一番最前だったんだろ｣
無茶な作戦だっ他かもしれない
でも今、スヤスヤ寝てるAがここに居るだけで
十分だ。
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ぴよだんご(プロフ) - みねみねさん» わぁ！！ありがとうございます！！嬉しいです！！新作も…！嬉しすぎる…！こちらこそ本当にありがとうございました！！ (2021年2月10日 0時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - **Rapyusu**さん» わー！ありがとうございます！お！anotherストーリーですね！来週から土日限定で書かせて頂きたいと思います！リクエストありがとうございます！嬉しいです！！ (2021年2月10日 0時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
みねみね(プロフ) - 凄く面白かったです！1話1話読み応えがあって最高でした！新作も読ませていただきます！改めて、お疲れ様でした！ (2021年2月10日 0時) (レス) id: 7b33204284 (このIDを非表示/違反報告)
**Rapyusu**(プロフ) - すごくおもしろかったです！！アナザーストーリー的な、二人のその後とか女の子側視点のお話とかも見たいです！！無理は全然しなくてもいいんですが、出来たら！出来たらでいいのでお願いします！！ (2021年2月10日 0時) (レス) id: 034e268801 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - Sayaさん» ありがとうございます！！わぁー！ほんとですか！？凄く嬉しいです！！！本当に最後までありがとうございました！次回もよろしくお願いします！！ (2021年2月9日 23時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年1月3日 1時
