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変だ。
多分これは勘違いとかじゃないと思う。
ソクジンが、私にこんなに優しいなんて
やっぱりこの世界は夢でできているんだろうか。
あの日、私はソクジンに拒否されて
クラスメイトと帰ればなんて言われて
頭が真っ白だった。
自惚れてた。
自分が1番、ソクジンの心にに近くて
自分が1番、ソクジンが好きで
ソクジンも同じ気持ちだと思ってたから。
ジン｢何帰ろうとしてんだよ｣
｢え？｣
ジン｢俺の傍にいろって言ったじゃん｣
1回拒否されてるのに
どうしてこの世界はこんなにも、私に甘いんだろう。
ソクジンが好きなのは私じゃなかったんじゃん。
好きなら、私を他の男の子と帰らせたりしないでしょ？
｢あ、忘れてた！ソクジンやっぱり補習なんだ？｣
ジン｢やー！俺はな！！！必死に解いて1問も正解してないんだよ！！！｣
｢むふふふ、わかってるよー！もう！｣
必死でしょ？
明るく振舞って
ドキドキしてないフリして。
ドキドキしないわけないじゃん。
するに決まってるじゃん。
だってずっとずっとずっと。
ソクジンが好きなんだもん。
｢ねぇ、ソクジン｣
ジン｢あー？｣
｢私が、他の男の子と帰ったら、どうする？｣
ジン｢…帰んな。俺以外の奴と｣
あぁ、ほら、やっぱり甘い世界だ。
もし、これが夢なら私は、立ち直れない。
甘い夢を見てる馬鹿な女の子だ。
でも、そんな甘い世界なら
私は、ソクジンに好きと言える気さえしてくる。
｢ヤキモチ？｣
ジン｢…おう｣
｢…冗、談？｣
ジン｢違う｣
私は、ビビリだから
言うためにこんなに願ったのに
言えないんです。
ごめんなさい。
チャンスをくれた神様に申し訳ない気持ちで押しつぶされそうになる。
担任｢おいこら、補習に彼女連れてこいなんて言ったか？｣
ジン｢いーじゃん、Aも補習受けたいって｣
｢えっ！？言ってないよ！？｣
ジン｢ばか、クラスでただ1人俺だけ補習なんだぞ！！！？｣
担任｢イチャつくんじゃねぇ！！独り身の俺が虚しくなる！！！｣
…ソクジン、なんで彼女って言われて否定しないの？
否定するのがめんどくさいだけ？？
ねぇ、私、勉強は分かるし、運動のルールとか大好きだけど
こういうのはわかんないよ。
期待しちゃうよ。
ジン｢僻むなー｣
担任｢うるせい｣
どうかこれが、現実でありますように。
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ぴよだんご(プロフ) - みねみねさん» わぁ！！ありがとうございます！！嬉しいです！！新作も…！嬉しすぎる…！こちらこそ本当にありがとうございました！！ (2021年2月10日 0時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - **Rapyusu**さん» わー！ありがとうございます！お！anotherストーリーですね！来週から土日限定で書かせて頂きたいと思います！リクエストありがとうございます！嬉しいです！！ (2021年2月10日 0時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
みねみね(プロフ) - 凄く面白かったです！1話1話読み応えがあって最高でした！新作も読ませていただきます！改めて、お疲れ様でした！ (2021年2月10日 0時) (レス) id: 7b33204284 (このIDを非表示/違反報告)
**Rapyusu**(プロフ) - すごくおもしろかったです！！アナザーストーリー的な、二人のその後とか女の子側視点のお話とかも見たいです！！無理は全然しなくてもいいんですが、出来たら！出来たらでいいのでお願いします！！ (2021年2月10日 0時) (レス) id: 034e268801 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - Sayaさん» ありがとうございます！！わぁー！ほんとですか！？凄く嬉しいです！！！本当に最後までありがとうございました！次回もよろしくお願いします！！ (2021年2月9日 23時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2021年1月3日 1時
