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見事に3人は潰れてしまった。
私を1人残して。
…どうするべきか。
書置きでもして帰るか、それともいっその事私も寝てしまうか。
＿＿＿＿午前1時
終電は無し。
うん、私は意識がはっきりしてる訳だし
勝手に泊まるのも気が引けるし
軽く片付けたら帰ろう。
汚くして帰るのは気が引けるし。
ジュン｢…すぅ…ぅん…｣
見れば見るほど似てる顔。
それに、見れば見るほど、同じピアス。
私がジュンにピアスをあげるより前なんか
ピアスなんて付けてこなかったくせに。
タイミングが良すぎる。
私があげた次の日に全く同じピアスつけてくるなんて。
運命の悪戯だとしか思えない。
ジュン｢…っううん…？…A…？｣
｢あ、すみません。寝てて大丈夫です｣
どうせここを片付けたら帰るつもりだったから。
今更何を手伝って欲しいとか、無いし。
ジュン｢ん…いや、目覚めた｣
｢うるさかったですか？｣
ジュン｢ううん、勝手に目覚めただけ！｣
それなら良かった。
そう思ってバッグを持つと
不思議な顔して私の腕を掴むジュンさん。
｢あ、の。なにか？｣
ジュン｢…帰るの？｣
｢あ、はい。この調子だとお開きかと｣
ジュン｢1時過ぎてるのに？｣
｢え、別に歩いて帰れますよ｣
男の人の力でグッと腕を引かれると
私は自分を支えることが出来ませんでした。
足がもつれて
ジュンさんの近くで尻もちをつく始末に。
何するんだ、この人。
人を転ばせるなんて。
そう思ってると
何故か
ふわっと抱きしめられてそのまま体を倒されてしまった。
ジュン｢ダメ｣
｢あ、の、まだ酔って…｣
ジュン｢そーかも。…俺、酔うと寂しがり屋みたい｣
｢え？｣
脳が勝手にジュンと重ねてしまうせいか
心臓が高鳴ってうるさい。
いつから私は、最低な女になったんだろう。
ジュンに似てればなんでもいいの？って言いたいくらい
心臓が、ジュンさんに反応してる。
ジュン｢このまんま、寝よ？｣
｢わた、し…帰り…｣
ジュン｢だーめ。離したくない｣
｢冗談も程々にしないと…ですね…｣
ジュン｢冗談なんて言ってない。ついでに言うと、敬語も、嫌｣
なんで私が、貴方に敬語なのか
知っていますか？
区別するため
無意識に、ジュンと重ねてしまわないように
重ねた挙句に、それを恋心と勘違いしない為にそうしてるのに
私にズカズカ入ってこないで。
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ちみぃ(プロフ) - 最高でした！ホシくん切なくてたまりませんね涙。ジュンのキャラが可愛すぎます！番外編ぜひお願いします〜m(_ _)m (2023年2月3日 4時) (
レス) @page39 id: f7ed2e9ce9 (このIDを非表示/違反報告)
よろしくちょ - 主さんの作品最高すぎます！ここまで来ると主さん愛してます。(え 完結してくださったのもホントに嬉しいです（ ´∀｀） これからも頑張ってくださいp(^-^)q (2022年2月14日 18時) (レス) id: 5ea1d8bd69 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ゆりあさん» ありがとうございます！！毎回…！あぁぁあ、いつも本当にありがとうございます！！お気遣いありがとうございます！次回作もよろしくお願いします！！ (2021年1月20日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - 黄鳥さん» わぁ！ありがとうございます！！ほ、他の作品も見てくださったんですか…！？わぁぁあ、もう嬉しすぎて嬉しみの舞をお見せできそうな勢いです！！お気遣いありがとうございます！もっと喜んでいただけるように、私頑張ります！次回作も是非よろしくお願いします！ (2021年1月20日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ぴよだんごさんの作品は毎回良い物ばかりですごいです！今回も良いお話でした。これからもお身体に気をつけて更新頑張ってくださいね！次の作品も読みに行きます！ (2021年1月20日 19時) (レス) id: 3890c4bb34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2020年12月5日 19時
