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誰かと帰るならもっと可愛い私服で来るんだったよ!!!
普通にパーカーにジーンズよ!?
あ、この子女子力ないんだなぁーって思われるじゃん!!!
いや、こういう所よね。
普段から女子力ないから年齢=彼氏いない歴なんよ。
私は。
ディノ「ヌナ、帰らないの?」
「え、あーっとね…うぉ」
ディノ「うぉ?」
いかん、口が滑りかけた。
ウォヌ先生に、内緒って言われてたんだった。
しかしどうする、私!!
うぉ。
うぉって!!!
「あ!今日はエレベーターでは無く、ウォーキングでもしようかとね!!」
ディノ「ふーん?」
これやっちゃったやつ?
不自然??
だってディノくんずこい疑いの目を私にかけてきてるよ?
絶対怪しんでるよ?
ディノ「んま、いいや。じゃねー、ヌナ」
「う、ん!お疲れ様!!」
あー、心臓に悪かった…!!
それにしてもなんで内緒にしなきゃ??
ウォヌ先生、ディノペンなのに。
え、もしかして、ディノくんへの溢れる愛について私語られる??
どうしよう。
わかります!なんて言って
ウォヌ「ディノのことわかるの、俺だけだよ」
嫉妬対象になり、この状況がもっと悪化してしまったら!!!
少しだけ補充できた好感度が無くなる!!!!
でも、待って。
えー、でも!なんて言った日にはだよ?
ウォヌ「ディノの魅力、知らないの?」
いやもうどっちにいっても私の好感度が下がることは決定ですやん。
なんて難しい2択なんだ。
肯定しても否定してもダメだなんて…!!!
ウォヌ「あ、いた」
「お、お疲れ様です!」
待ってください。
すみません、先帰ってもいいですかね。
ウォヌ先生、この間も思ったけど
シャツがこんなに似合う人いますかね。
…なぜ私はパーカーなんでしょうか。
なんですかね、隣で歩くとウォヌ先生の品性的なものが無くなる気がするんですよね。
ウォヌ「どうしたの?」
「あ、いやぁ…その…ウォヌ先生の品性を下げてしまって…私が」
ウォヌ「??品性?ないよ…?」
「いや!あります!!私のこんな女子力の欠けらも無い格好の女が隣で申し訳ないと…」
まだ最後まで言ってないのに
ウォヌ先生は爆笑して私の頭を撫でた。
ウォヌ先生、私で爆笑した。
ウォヌ「僕、Aちゃんの格好可愛くて好きだけど?萌え袖、可愛い」
「えっ!?い、いやあの…」
急に甘い顔で笑うのは、心臓によくありません。
ウォヌ先生。
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ぴよだんご(プロフ) - 田島さん» わぁ!凄く嬉しいお言葉…!最後まで読んでいただきありがとうございました!! (2020年12月22日 14時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ウォヌペンヌナさん» 返信が遅くなってしまいすみません!!ヌナ設定で!はい!分かりました!検討してみます! (2020年12月22日 14時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
田島 - 文章の面白さに、声出して笑ってしまいました!本当に素晴らしかったです!ウォヌ先生にきゅんとさせられましたし、最高でした! (2020年12月22日 12時) (レス) id: df5e7d6e89 (このIDを非表示/違反報告)
ウォヌペンヌナ - ヌナ設定でまたドキキュン小説お願いします! (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cf8b1285a (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ウォヌペンヌナさん» わぁー!最後まで読んでいただきありがとうございました!!嬉しいです! (2020年12月12日 13時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴよだんご | 作成日時:2020年10月24日 14時