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｢終わった｣
ディノ｢まぁまぁ、ほらヌナ、間違ったことは言ってないんだし｣
間違ったこと言ってなくても世の中は評判で動いているのだよ
ディノくん。
あーあ、あのおっかないお母様、意見箱にご丁寧に長文で文句を綴るんだろうなぁ。
そして私は医院長に呼び出され怒られ、退職。
うん、もうビジョンが見えすぎてる。
それか、あの人じゃなくても他の患者様の親御さんが書いているかもしれないなぁ。
患者に怒鳴ってる怖いナースがいるって。
そんなんになったらもう私退職よ。
ウォヌ先生がせっかく冷静に対処してくれてたのに。
おじゃんよ、おじゃん。
｢はぁぁぁっ…今までせんきゅー、ディノくん｣
ディノ｢ちょ、辞めるんですか？！｣
｢いや、辞めたくなくてもクビでしょ、クビ｣
ディノ｢そんなこと…！｣
ふっ、気休めは要らねぇぜ、ディノくんやい。
なんて決めポーズをしようとすると
ウォヌ｢クビにはさせないよ｣
｢え？｣
ディノ｢あ、ウォヌヒョン！！！｣
後ろにいたのはウォヌ先生で。
私を見る顔がまたあの顔に戻っていた。
ムスッとしてて
睨んでるあの目。
ウォヌ先生の計らいをおじゃんにしたからだよね。
しかも面倒なことさせてしまうし。
｢いやあの、私の落ち度なので…はい…｣
ウォヌ｢…辞めたいの？僕はやめて欲しくないからそう言ってるんだよ｣
私の腕を掴むウォヌ先生の力は強くて
先生のこんな細い腕のどこにこんな力があるんですかと聞きたくなるくらい
ウォヌ先生、患者さんの親御さんに怒鳴るような看護師なのに
ここにいていいんですか？
折角の先生の冷静な態度をぶち壊すような看護師ですよ？
｢や…めたく…ない…です｣
ウォヌ｢最初からそう言いなさい、ね？｣
そう言って私の頭を撫でるウォヌ先生の手は暖かくて
何だか、胸がきゅっとする。
ウォヌ先生、弱ってる時の乙女(成人済み)に触れてはいけません。
先生にそんな気がないと知ってても
先生の好感度が無いに等しいと知っていてても
柄にもなく、ドキドキしてしまうのですから。
ディノ｢ヒョンかっこいー！｣
ウォヌ｢ディノ？｣
ディノ｢す、すみませ…！ヒョン！痛いの禁止！！｣
ウォヌ｢え？痛いことなんてしないよ。可愛いディノに｣
ディノ｢いや、その目は絶対しますもん！！｣
そして
やっぱりウォヌ先生はディノペンだって
確信させてもらいました。
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ぴよだんご(プロフ) - 田島さん» わぁ！凄く嬉しいお言葉…！最後まで読んでいただきありがとうございました！！ (2020年12月22日 14時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ウォヌペンヌナさん» 返信が遅くなってしまいすみません！！ヌナ設定で！はい！分かりました！検討してみます！ (2020年12月22日 14時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
田島 - 文章の面白さに、声出して笑ってしまいました！本当に素晴らしかったです！ウォヌ先生にきゅんとさせられましたし、最高でした！ (2020年12月22日 12時) (レス) id: df5e7d6e89 (このIDを非表示/違反報告)
ウォヌペンヌナ - ヌナ設定でまたドキキュン小説お願いします！ (2020年12月16日 22時) (レス) id: 8cf8b1285a (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ウォヌペンヌナさん» わぁー！最後まで読んでいただきありがとうございました！！嬉しいです！ (2020年12月12日 13時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2020年10月24日 14時
