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「ジンさん、すみませんでした…」
私はバイト終わりのジンさんを捕まえてすぐ頭を下げた。
私は真剣に謝ってるのに
何故かキュッキュって音を立てながら笑うジンさんに私は驚いて思わずあげると
ジン「お前、本当に面白いな」
「いえ、あの…怒らないんですか…?」
ジン「いや、驚きはしたけど怒るところないだろ」
ジンさんは少し変な人かもしれない。
多分、少し変。
普通は怒ると思うのに。
ジンさんは自分に自身も持ってるし
あんな風に人前で貶されたら怒ると思うのに。
ジン「それよりも、お前がどれだけジミンのこと好きなのか分かったし、お前が一途ないい女ってことも知れたし?収穫の方が多かったよ」
そう言って、私の頭をポンポン撫でるジンさん。
ジミン「勝手に触らないでよ、ジンヒョン」
ジン「ちぇー、彼氏登場ってか?」
ジミン「当たり前でしょ?謝るだけならすぐ来ると思ったのに…中々来ないんだもん」
ジミンくんはそう言って私を痛いくらい抱きしめた。
もう、だめだよ?ってお説教付きなのに
抱きしめてくれるジミンくんに思わず口角が上がってしまう。
ジミン「僕は、怒ってるんだよ?A」
そう言って頬を膨らますジミンくんもすごく格好よくて、少し可愛くて
またふふっ、と笑ってしまうと
ジミンくんは意地悪な笑顔を浮かべて私を引っ張った。
ジミン「じゃあジンヒョン、お疲れ様」
ジン「あ、こら、まだAと話してる途中…」
ジミン「ねぇ、ジンヒョン、本気でもなんでもAは絶対にあげないから」
私にも聞こえるようにそう宣言してくれたことが嬉しくて嬉しくて
我慢できなくて私からジミンくんに抱きついた。
ジミン「わっ…ふふっ、どうしたの?甘えたさん?」
「ジミンくん…好きだよ?大好き」
ジミン「もう、可愛いなぁ。僕もだよ?アレ、嬉しかったよ」
そう言うと、暗くて辺りが見えにくいのをいいことに
ジミンくんは私に甘くて癖になるキスを沢山してくれた。
甘くて甘くて
ジミン「っん…Aが好きなのはだれ?」
溺れそうなほど
「ジミン…くんっ」
甘い。
ジミン「そう、僕だけ。僕が好きなのもAだけ。」
____だから、どこにも行かないでね?
行かないよ。
ジミンくん。
だって私
ジミンくんが世界で1番好きなんだもん。
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tubin - txtも好きです! ちなみにスビンちゃん推し! (2022年2月13日 9時) (レス) id: 9ae311271f (このIDを非表示/違反報告)
pinguuuu_72(プロフ) - この話3周読みました!好きすぎて!ドロドロに甘いジミンちゃん大好きです! (2022年2月13日 9時) (レス) @page40 id: 92b536eea5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - (名前)ももさん» なんて嬉しいお言葉…!!ありがとうございます!検討しますね!! (2020年11月24日 22時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もも(プロフ) - このお話の続編また書いて欲しいです! (2020年11月24日 19時) (レス) id: a0a09cb1f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ちむたんさん» 幸せになってもらえて良かったです!!!番外編!いいですねー!めっちゃゆっくりペースにはなりますが…!!書こうかなって思ってます!!番外編もよろしくお願いいたします! (2020年8月20日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴよだんご | 作成日時:2020年7月24日 15時