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｢あ、あの、ジンさん…｣
ジン｢ん？｣
｢ち、近いです…｣
ジミンくんが買い出しに任命されてカフェから離れてる間に
私はテーブルを拭いたり
洗い物を手伝ったりして
ジン｢A、拭く時はこっちの方がいい｣
最初は真面目に仕事のコツを教えてくれてたジンさんなのに
拭いてる時に私の顔にわざと顔を近づけたり
距離がすごく近い。
仕事ができるのはすごく尊敬するのだけど
なんか、残念だと思う。
ジンさん。
真面目にしてる方が、いいのに。
｢ジンさん、拭けないです…｣
ジン｢じゃあ、俺と一緒に拭くか？｣
｢だ、大丈夫です…！1人で出来ます…！｣
ジン｢恥ずかしがらなくてもいいのに｣
｢ち、違います…！｣
ジンさんは私を落とすために甘い言葉を言うから
凄く薄く感じる。
この花は、一見美味しそうな蜜を持っているのに
他の蜂たちだって、それで満足してるのに
私にとっては、どの花の蜜よりも薄いから
見て見ぬふりして通り過ぎるの。
これじゃないって。
ジン｢俺を見て、A｣
そう言って顎をクイッとさせる仕草も
全部がわざとらしく見えてしまって
｢ジン、さん｣
ジン｢ん？そろそろ惚れた？｣
全部が演技に見えるから
｢私は…ジンさんに惚れません｣
ジン｢…ふーん？俺が本気を出せば｣
｢だって、ジンさん…別に私の事なんか好きじゃないじゃないですか。好きな人ができた時に、その力発揮してください｣
そう言って真っ直ぐジンさんを見ると
ジンさんは口をぽかんと開けながら私を見てて
ジミン｢ってことなんで、諦めてください。ジンヒョン？｣
声が聞こえたと思うと
もうその瞬間には抱きしめられてて
ジミンくんの匂いが鼻腔をくすぐって
甘すぎないこの匂いが
私をくらくらさせる。
｢わっ、ジミンくん…おかえり…！｣
ジミン｢ふふっ、ちゃんと断って偉い子だ｣
ジミンくんはジンさんに見せつけるように私を抱きしめると
ジン｢A、俺はお前に興味がある｣
いきなり近づいてきたジンさんが、そう言って
抱きしめられてる私の顎をぐいっとした。
ジン｢落とすためでも、なんでもなく、興味が湧いた｣
｢なんで、そんないきなり…｣
ジン｢お前で2人目だ。俺が落としてる最中に文句言ったやつ。｣
うん、俺は気に入ったって言うジンさん。
イマイチ、私には分からない。
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tubin - txtも好きです！ ちなみにスビンちゃん推し！ (2022年2月13日 9時) (
レス) id: 9ae311271f (このIDを非表示/違反報告)
pinguuuu_72(プロフ) - この話3周読みました！好きすぎて！ドロドロに甘いジミンちゃん大好きです！ (2022年2月13日 9時) (レス) @page40 id: 92b536eea5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - (名前)ももさん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます！検討しますね！！ (2020年11月24日 22時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もも(プロフ) - このお話の続編また書いて欲しいです！ (2020年11月24日 19時) (レス) id: a0a09cb1f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ちむたんさん» 幸せになってもらえて良かったです！！！番外編！いいですねー！めっちゃゆっくりペースにはなりますが…！！書こうかなって思ってます！！番外編もよろしくお願いいたします！ (2020年8月20日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2020年7月24日 15時
