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ジミン｢…A、帰ろ？｣
ジン｢そう睨むなよ、本当に偶然なんだから｣
ジミンくんは疑うようにジンさんを見て
私の手首を痛いくらい掴んだ。
ジミン｢もう、だから一緒に行くって言ったのに｣
それは、ダメなの。
ジミンくん。
だって、ジミンくんにバレずに喜ぶ誕生日プレゼントを買いたいんだもん。
危機感ないって言われたらそれは言い返せないけど
ジミン｢じゃあ、ジンヒョン、僕達帰るので｣
ジン｢おーおー、分かったから、睨むな｣
ジミンくんは私を引っ張って歩き出した。
いつもより歩く速さが早くて
歩幅も大きくて
ジミンくんの機嫌が悪いことが、すぐ分かった。
私が、1時間で帰らなかったから。
｢ジミンくん…｣
ジミン｢何？｣
｢ごめんなさいっ…｣
嫌われたくなかった。ジミンくんに
こんなに怒ってるところ、初めてだから
嫌われたらどうしようって
ジミン｢心配、したの分かる？｣
｢うん…｣
ジミン｢どうして1人で買い物したいって言ったの？ジンヒョンに会うため？｣
凄く悲しそうな、ジミンくんの顔。
本当に偶然なのに
偶然って言ったら言い訳に聞こえる？？
正直に
言った方がいい？
｢違うっ…ジンさんとは本当に偶然で…｣
ジミン｢…じゃあ、なんで1人で買い物したいの？僕が邪魔？｣
｢ううんっ。実は＿＿＿＿｣
もう、言うしかなくて
ジミンくんに全部話すと
ジミンくんの顔がみるみる赤くなった。
珍しい、ジミンくんが顔を赤くするなんて
ジミン｢な、えっと…僕の誕生日プレゼント…？｣
｢うん…もう少しだから…驚かせたかったんだけど…心配かけちゃってごめんなさい…！｣
ジミン｢あー、もう…こんなに嫉妬して、バカみたい。Aの頭の中は僕でいっぱいなのに｣
そう言うと、ジミンくんは私の腕を引っ張って
路地まで歩くと
人目のつかない路地で思いっきり抱きしめた。
｢ジミン…くん…？｣
ジミン｢ごめん、我慢できない。可愛すぎA｣
ジミンくんの心臓の音が大きく聞こえる。
ドクンドクンって
少しだけ早くて大きい音。
｢ジミンくん、ごめんね…？｣
ジミン｢もういいよ。でも、1つ我儘聞いて？｣
そう言うと、私の両頬に手を添えて
艶やかな笑顔で微笑むジミンくん。
ジミン｢Aからのキスが欲しい｣
そんなの、我儘じゃないよ。
ジミンくん。
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tubin - txtも好きです！ ちなみにスビンちゃん推し！ (2022年2月13日 9時) (
レス) id: 9ae311271f (このIDを非表示/違反報告)
pinguuuu_72(プロフ) - この話3周読みました！好きすぎて！ドロドロに甘いジミンちゃん大好きです！ (2022年2月13日 9時) (レス) @page40 id: 92b536eea5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - (名前)ももさん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます！検討しますね！！ (2020年11月24日 22時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もも(プロフ) - このお話の続編また書いて欲しいです！ (2020年11月24日 19時) (レス) id: a0a09cb1f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ちむたんさん» 幸せになってもらえて良かったです！！！番外編！いいですねー！めっちゃゆっくりペースにはなりますが…！！書こうかなって思ってます！！番外編もよろしくお願いいたします！ (2020年8月20日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2020年7月24日 15時
