検索窓
今日:1 hit、昨日:16 hit、合計:154,952 hit

17 ページ17

ジミンくんに距離を置かれてからもう1週間。


テヒョンくんは大丈夫って言ってくれたし

友達を疑うわけじゃないけど


それでも私は


不安で仕方ない。




このまま、自然消滅してしまったら




どうしたらいいんだろう。


あの時謝ってれば


こんなことにならなかったのに。





後悔ばっかりだ。






女の子「あっ、ジミンさんっ」

ジミン「いらっしゃいませ」




今日も可愛い。


あの子は。


それに比べて私は





ジン「Aも充分可愛いけど?」

「えっ、あ、な、なんですか…?急に」

ジン「あれ?外した??そんな感じしたんだけど?」




そう言って、優しく笑うジンさんに

戸惑ってしまった。

だって、心の中まで読まれるとは、思わなかったから。







女の子「最近、元気ないですね…?大丈夫ですか?」

ジミン「すみません、触らないで頂けますか?」

女の子「えっ…?」







ジミンくんの冷たい声がフロアに響いて


私は思わず驚いてしまった。


いつもなら、ニコニコしてるのに…


楽しそうに、話してるのに。









ジミン「僕は大切な子を傷つけたくないので」








だめだよ、私。


今は耐えなきゃ。



今は、泣いちゃダメだ。





ねぇ、ジミンくん、その大切な子は






私で合ってる??









女の子「彼女さんに、何か言われたの?」

ジミン「そうではなくて…」

女の子「彼女さん、心狭いんですね…私なら、そんなこと言わないのに…」


ジミン「そうですか」







優しく微笑むジミンくんに




心がジェットコースターみたいに急降下する。



度量の広い、彼女のところに行ってしまうんじゃないかって。



やだ



やだよ



行かないで…ジミンくん…。









ジミン「僕は、物分りのいい女は別に好きじゃない」


女の子「えっ」


ジミン「僕は、僕のことを1番好きでいてくれて、僕のことを困らせてくれる彼女が1番好きなので」




そう言うと、女の子の手を振り払って


真っ直ぐ私のところに歩いてくるジミンくん








ジミン「ごめんね、A」


「ジミン…くん…」


ジミン「僕が世界で一番愛してるのはAだけだよ。」







何日ぶりに話したんだろう。


何日ぶりに触れてもらったんだろう。


何日ぶりに





この人にドキドキしたんだろう。





「ジミンくんっ…ごめんなさいっ…我儘言って…」




お客さんが少ないとはいえ


仕事中なのに



私は思い切りジミンくんに抱きついて




子どもみたいに泣きじゃくった。

18→←16 ジミンside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (224 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
523人がお気に入り
設定タグ:BTS , ジミン , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

tubin - txtも好きです! ちなみにスビンちゃん推し! (2022年2月13日 9時) (レス) id: 9ae311271f (このIDを非表示/違反報告)
pinguuuu_72(プロフ) - この話3周読みました!好きすぎて!ドロドロに甘いジミンちゃん大好きです! (2022年2月13日 9時) (レス) @page40 id: 92b536eea5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - (名前)ももさん» なんて嬉しいお言葉…!!ありがとうございます!検討しますね!! (2020年11月24日 22時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もも(プロフ) - このお話の続編また書いて欲しいです! (2020年11月24日 19時) (レス) id: a0a09cb1f3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ちむたんさん» 幸せになってもらえて良かったです!!!番外編!いいですねー!めっちゃゆっくりペースにはなりますが…!!書こうかなって思ってます!!番外編もよろしくお願いいたします! (2020年8月20日 20時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴよだんご | 作成日時:2020年7月24日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。