05 ページ5
｢隕石落下、しなかった｣
スングァン｢ヌナ、何言ってんの？早く朝ご飯食べて｣
私に塩対応を朝からするのは、弟のスングァン。
たまに泊まりに来る可愛い弟で、高校生。
｢ヌナはね、スングァン。隕石落下しないかヒヤヒヤしてたんだよ？｣
スングァン｢…僕が泊まりに来てるのに不謹慎なこと思ってたわけ？｣
｢あ…そっかごめん。あまりにも昨日いい事あったから｣
スングァン｢あー、分かった。ジョシュアさんって人でしょ｣
私が耳にタコが出来るほどジョシュアさんの話をしているから、またか。みたいな顔をするスングァン
ヌナは気にしません。
スングァン｢その話、絶対長いから僕先に学校行くね。バイバイヌナ｣
｢…って言われて悲しかった…｣
ウジ｢それは弟が正解｣
私とウジくんの講義はほぼほぼ一緒で
だから空き時間も一緒だから、殆どの時間をウジくんと過ごしてて
ウジくんは、腿を使ってペシペシ叩いでドラムの練習をしながら私の話をいつも聞いてくれる。
この、聞いてるか聞いてないか分からないのに
意外とちゃんと聞いてくれてる感じが話しやすい。
｢はぁ…ジョシュアさんの笑顔をもう一度貰いたい…｣
ウジ｢だから、来いってサークル｣
｢いや、ダメだって。汚れる。綺麗な麗しいジョシュアさんが｣
ジョシュアさんの笑顔がもう1回欲しいだなんて私はなんて我儘なんだろう。
あの1回でも貰うのに1年掛かったのに…
人間は欲深い生き物だと再認識させられた
ウジ｢…Aさ、シュアヒョンに幻想抱きすぎ｣
｢え、何言ってるの？ベイビー。怒るよ｣
ウジ｢俺は今お前に怒りそうだけど｣
｢ごめんなさい｣
幻想なんて、ウジくんは何を言ってるんだろう。
確かに私はジョシュアさんと話したことがないし、接したことすらないから本当のジョシュアさんは知らないから否定は出来ないけど
私は多分接点なんて持てるわけなんて無いし
｢幻想でいいの。だって、これ以上距離が縮まることなんてないもん｣
ウジ｢そんなの、わかんないだろ？ね、シュアヒョン｣
｢えっ…？｣
ベイビーうーたんが何を言っているのか理解できなかった。
今、ジョシュアさんの名前を呼んだ？
ジョシュアさんに言葉を投げかけた？
頭が真っ白になって何が何だかわからないまま後ろを振り向くと
ジョシュア｢ｸｽｸｽ、ウジありがとう｣
私が一目惚れをした
私の好きな人が
そこにいました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 937人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴよだんご(プロフ) - ☆白いちご☆さん» わわっ！嬉しい！！！土日全力で頑張りますね！！！私もそう言って貰えて幸せ者です！ (2020年10月3日 0時) (
レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - yukinaさん» わぁぁ！嬉しすぎるお言葉！！！続編出来たのでよろしくお願いいたします！！！ (2020年10月3日 0時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
☆白いちご☆(プロフ) - 土日だけでも全然続編出してくれるなんて幸せ者です！！！ (2020年10月3日 0時) (レス) id: 769aca1689 (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - 続編！！！わあああ！楽しみ！待ってます(><) (2020年10月3日 0時) (レス) id: 519d369f6d (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - ぴよだんごさん» ぜひ！キュンがまだまだ不足してますので！わあああ頑張ってください！！ (2020年9月29日 23時) (レス) id: 519d369f6d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴよだんご
| 作成日時：2020年5月30日 20時
