12話 ページ12
こっそり差し入れをしようと自販機まで戻る
スポーツドリンクを迷わず選んで
部室の入口に置いて帰ろうとした
その時だった。
私の最も見たくない光景を見てしまった
岩瀬「あ、手嶋くんー!また自主練?」
純太「ん?おぉ、岩瀬か。お前も?」
女バレの…可愛い人と手嶋くんだった
(手嶋くんが女バレの子が好きなの知ってたじゃん…何落ち込んでるの…)
足にボンドをくっつけられた訳でもないのにそこから動けなくなって
泣きそうなくらいお似合いで
手嶋くんも嬉しいんだろうなぁ。
だって…だって好きな人だもんね
手も足も震えちゃう
岩瀬「手嶋くんって努力家だね!私も見習わないとなぁー!」
純太「俺は凡人だからなぁ。努力しねぇーと置いてかれんだよ」
スポーツマン同士分かり合えるんだよね
羨ましくてキラキラしててもう見たくなくて
でも、足が動かなくて
その瞬間、誰かに後ろから手を引かれた
____「あ、あのっ…ちょっと…」
茶髪のサラサラした少し長めの髪の毛
誰だろう…あ、でもこの服…自転車部の…
?「大丈夫か?」
「え?な、なにが…ですか?」
?「手も足も震えていた。動けないのかと思って連れてきたのだが。違うか?」
片目が隠れてて一見怖そうな顔しているけど優しい人だった
首を横に振って違わないことを示した
?「俺は青八木一。3年だ」
「あ、同い年だったんだね。私は瀬名Aです」
しばらく沈黙になって
話題を出したのは青八木くんだった。
青八木「純太のこと待っていたのか?」
「え?そ、そういうわけじゃなくて…たまたま…で」
青八木「そうか。だとしてももう19時だ。帰るには遅い時間」
「保健委員の雑務してたの。先生に頼まれちゃって」
青八木「悪い。疑ってたわけじゃない。危ないからな。まだ少し明るいといえ」
青八木君は口数が少ないみたい
「ありがとう。でも大丈夫だよ!もう…」
?「大丈夫だよ。青八木。俺が送ってくから」
後ろから抱きしめられるように肩を引かれた
それが誰なのか分かるのにそう時間はかからなくて
青八木「純太」
やっぱり手嶋くんで
(というか…か、肩…!それになんか抱きしめられてるみたいな感じで…)
ある意味私は動けなくなってしまった
純太「んじゃ、俺着替えてくっからAちゃん部室の前で待っててくんね?」
急展開についていけませんよ。神様
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ゆる - 好きすぎます!!もう!!ちょうどアニメ5期の手嶋さんの山岳賞見た後なんで、口角下がりません笑笑 (2023年2月19日 23時) (レス) @page26 id: 486b7313d8 (このIDを非表示/違反報告)
つなまよ(プロフ) - 主様きゅんきゅんさせる天才では!?ほんまに良すぎて口角下がらんくなりました… (2023年1月27日 5時) (レス) @page7 id: aacf52a0b3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - ココノさん» ココノさん、ありがとうございます!!!嬉しいです!! (2020年5月20日 13時) (レス) id: 4f36815b2b (このIDを非表示/違反報告)
ココノ(プロフ) - キュンキュンが止まりませんでした/// (2018年4月8日 21時) (レス) id: d4c8185b59 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよだんご(プロフ) - 唯さん» 唯さん、貴重なご意見ありがとうございます!! (2017年8月23日 16時) (レス) id: 63f0a0317a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴよだんご | 作成日時:2017年8月5日 0時