精神的運動会(一話) ページ39
全獄卒が集った広いグラウンドに始まりの合図が鳴り響く。
閻「諸君！今年もこの獄卒大運動会が始まりました！新卒も先輩も一丸となって楽しんでください！思えばこの運動会も…」
鬼灯「はい。スピーチは短く端的に。」
閻「では…獄卒大運動会始めーーー！！！」
全「ウオオオオ！！！」
閻魔大王の号令で獄卒達は奮起し、大王と鬼灯とAはテントへと戻る。
閻「さぁて！後はゆっくり観戦しよ！大会委員長は君だっけ？」
鬼灯「はい。まぁこの運動会も今年で百回目…ひと工夫加えるのに苦労しました。」
閻「本当？どんなのだろ！Aちゃん知ってる？」
『私は進行とか使う物の準備を手伝っただけなので、内容は何も！でも鬼灯様が頑張っていたので楽しみです！』
鬼灯「スポーツは筋肉と思っている方も多いので…そこから見直してみました。」
閻「それは楽しみだねぇ！」
鬼灯「第一種目…借り物競争！」
『あっ！唐瓜ちゃんと茄子ちゃん！』
獄「位置について…よーい…」
ドッカアアアン！！！
唐瓜や茄子をはじめ選手達はその場に倒れる。
閻「何あのスタート合図っ！？」
鬼灯「生ぬるい雷管ピストルをやめバズーカにしてみました。」
『バズーカ撃った方が凄いですね…』
鬼灯「おやおや…音にビックリして脱落ですか？獄卒がそんな事でどうするんですか？」
閻「厳しいなこの大会！君に任せて大丈夫かなぁ!?」
鬼灯「ここは地獄なんですよ。この機会にぬるい奴は叩き直します！」
唐「よーし１番乗りだ！お題は…」
唐瓜が取ったお題は(好きな異性)
唐「公開処刑だーーー！！！」
他の獄卒達のお題も…(私服がダサい上司)(苦手な先輩)
鬼灯「今年は全体を通して…精神的負担が伴います。さぁ、張り切ってどうぞ！」
唐「貼り切れませんっ！」ﾊｯ！
香「頑張って新卒ちゃん！ほら早く早く！行っちゃうわよぉ！」
唐「お香さん…//」
閻「わかりやすいねあの子…」
『ふふっかわいいですねぇ！』
鬼灯「言っちゃいなさいよ唐瓜さん！そして玉砕すればいい。」
唐「ひぇ〜！鬼の中の鬼っ！！」
茄「ゴール！」
鬼灯「おっと！そうこうしてる間に茄子さんが一着でゴールしました！さてお題は…」
茄「は〜い！」(誰かのヅラ)
鬼灯「素晴らしい！見事ですっ！」
『かわいくても立派に鬼ですね。』
閻(篁ちゃんにお願いしたの…そろそろかなぁ)
続けて借り物競争の二走者組が取ったお題は全員…
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白鈴(プロフ) - 海月ゆらさん» よければ覗いてください(*ᴗˬᴗ)⁾少しでも､海月ゆら様の休息時間になれれば光栄です(*ᴗˬᴗ)⁾ (2022年7月2日 23時) (
レス) id: 5cc7a0faea (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - 海月ゆらさん» 海月ゆら様！お返事が遅くなりすみません💦どれもなんて…勿体ないお言葉ありがとうございます😂コチラへのコメントは初めてでしたので嬉しかったです(*ᴗˬᴗ)⁾これからも作りたいモノを創作していくと思いますが､ (2022年7月2日 23時) (レス) id: 5cc7a0faea (このIDを非表示/違反報告)
海月ゆら(プロフ) - 白鈴さんの小説どれも素敵で世界観に引き込まれて本当に大好きです！これからも無理なさらない程度で頑張ってください！ (2022年6月26日 22時) (レス) id: 20614a99c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鈴 | 作成日時：2021年10月2日 5時
