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白澤(三話) ページ16

桃「あ、鬼灯さん!Aさん!」

『お久しぶりです、桃太郎さん!』

シ「桃太郎〜遊びに来たよーワンワンッ!」
桃「お〜お前たちっ!!」

白「あ〜!Aちゃん!会いに来てくれてんだ!相変わらず美人だねー!」

『白澤さんもお久しぶりですね!』

白「これから暇?このまま僕と遊ばない?」

鬼灯「近寄るな。」


花を飛ばして近づいて来た白澤の前に鬼灯が立ちはだかる。


白「なんだよ!お前に関係ないだろっ!」
鬼灯「Aさん以外になら好きにしてください。」
白「あ〜あ、男の嫉妬はみっともないね!」
鬼灯「お前は妖怪でも口説いてろ。」

『ま…まぁまぁ!』

桃「あの…お二人は親戚か何か?」
鬼灯「違います!ただの知人です。極力会いませんがね。」
桃「え…なんで?」

鬼灯「まぁ一言で言うと…此奴が大嫌いなんです。」

白「僕もお前なんか大っ嫌いだよ!!」


『お二人ともそのくらいに…あっ!シロさんたち仙桃!』

シ「あっそーだ!不喜処地獄の先輩と御局様の結婚祝いに仙桃をあげたいんだけど…貰ってもいい?」

白「いーよ!桃には邪気を払って不老長寿を与える力があるって言われてるんだ。お祝い事には最高だね!」

鬼灯「注文していた金丹は?」
白「あーはいはい!」
桃「金丹?」
鬼灯「中国の妙薬です。」
白「コレだよ。」

『わっ!宝石みたいで綺麗ですね!』

白「貴重なものだよ!医療研究の一環じゃなきゃ、こんなヤローに渡したくないんだけどさ…なっ何だよ!?」


鬼灯は白澤に近寄り、金丹を持っている白澤の手に自分の手を重ね…


白「ん?え…何?気持ち悪…」

鬼灯「バルス!!」


叫んだ瞬間鬼灯が白澤の手を曲げては行けない方向に握り潰す。



白「ヒイィィィィ!手が…手があぁぁ!!」


白澤は急いで手を振り払った。


白「それは何か!?滅びよってことかおい!お前はジ〇リマニアか!!」

『鬼灯様ジ〇リ好きですよね!』

桃(この光景をそれで流すAさんも凄いよな…)


白「この手は男の硬い手じゃなくて、女の子の柔らかい手を握るためにあるんだ!」

桃「さっきその柔らかい手とやらでブン投げられてましたけど…」

鬼灯「ああ、またフラレたんですか。」
白「フラレてないもーん!Aちゃんっ癒して!」


白澤はスキを突きAの手を握る。


『あっ!!』


ゴシャッ!!!


白「ぶべっ!!」


すかさず鬼灯が白澤の顔面に一撃をいれた。

白澤(四話)→←白澤(二話)



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白鈴(プロフ) - 海月ゆらさん» よければ覗いてください(*ᴗˬᴗ)⁾少しでも、海月ゆら様の休息時間になれれば光栄です(*ᴗˬᴗ)⁾ (2022年7月2日 23時) (レス) id: 5cc7a0faea (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - 海月ゆらさん» 海月ゆら様!お返事が遅くなりすみません💦どれもなんて…勿体ないお言葉ありがとうございます😂コチラへのコメントは初めてでしたので嬉しかったです(*ᴗˬᴗ)⁾これからも作りたいモノを創作していくと思いますが、 (2022年7月2日 23時) (レス) id: 5cc7a0faea (このIDを非表示/違反報告)
海月ゆら(プロフ) - 白鈴さんの小説どれも素敵で世界観に引き込まれて本当に大好きです!これからも無理なさらない程度で頑張ってください! (2022年6月26日 22時) (レス) id: 20614a99c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白鈴 | 作成日時:2021年10月2日 5時

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