気になるんですか轟くん【ヒロアカ】 (ページ6)

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6. 恐怖ページ6

怖かった

相澤先生があんなに声を荒らげるのは初めてだから

どこに向けられているのかわからない殺意を感じた

｢13号にイレイザーヘッドですか…先日頂いた(・・・)教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが…｣

｢どこだよ…せっかくこんなに大衆引き連れてきたのにさ……オールマイト…平和の象徴いないなんてさ｣

今日…今年……

わざわざ雄英に来る必要があった……

雄英に……目的が…

いや…雄英に何かの目的があるなら…後者に行くはず……

相澤先生は違う…本当はオールマイトと13号先生が………

〔オールマイトが雄英の教師をやるそうだねA〕

目的は………オールマイト…！！

オールマイトの…殺害が…目的………？

｢子どもを殺せば来るのかな…？｣

｢先生は！？一人で戦うんですか！？あの数じゃいくら個性を消すと言っても！！

イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ…正面戦闘は…｣

厳しいかもしれない……それでも…今先生が先陣切らないと、私たちの命が

｢一芸だけじゃヒーローは務まらん………八雲｣

！！！！

｢13号、任せたぞ｣

相澤先生の言葉が頭の中を掻き乱す

『一芸だけじゃ………ヒーローは…務まらない…』

｢？…八雲、早く出るぞ｣

ハッとして顔を上げた

『ごめｯ……！？』

轟くんの後ろを見て、私は絶句した

｢させませんよ｣

そうだ…相手には……ワープが……！！！

｢初めまして、我々は敵連合せんえつながら…この度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは｣

｢平和の象徴オールマイトに

息途絶えて頂きたいと思ってのことでして｣

｢本来ならここにオールマイトがいらっしゃるハズ…ですが何か変更があったのでしょうか？

まぁ、それとは関係なく…｣

『ｯ………』

遠すぎる…！！触れる前に飛ばされる……！！！

私が走るのと同時に

勝己くんと鋭児郎くんが敵に突っ込んだ

｢その前に俺たちにやられることは考えてなかったか！？｣

『早く離れて！！』

｢ダメだ！どきなさい2人とも！！｣

ゆらっと黒いモヤが揺れ大きく広がる

ｽﾞｱｧｯ__

『皆…！！』

｢八雲…！！｣

ぎゅっと左手が掴まれ黒いモヤに呑み壊れる

｢………八雲Aはあの女の子ですか…｣

そんな言葉が聞こえた気がした