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やばい。
緊張する。
さっきから嫌な汗が止まらん。
せっかくの決心が揺らいでしまわないように、
あれから数日後の練習終わりにAを呼び出した。
「ごめんね。お待たせ！」
全ての業務が終わって、マネージャーの部室から出て来たAが小走りで近づいて来た。
「おー、おつかれ。」
そう声をかけるとAの方からも「お疲れ！」と声が返ってきて、少し乱れた前髪を直しながら俺の隣に腰かけた。
「はい、これ」
「え！これ私に？いいの？」
俺が手渡したのは、
よくAが飲んでるオレンジジュース。
みかんのつぶがいっぱい入ってるやつ。
「わー、ありがとうー」
って美味しそうに飲み始めるAの横顔をチラッと盗み見た。
バレるわけねえのにこんな時にも臆病な俺。
グランドが見える階段に2人腰掛けて何をするわけでもなく、ただボーッと過ごす。
俺たちの視界に入るのは自主練している陸上部数人と、もうすぐで沈みきってしまう綺麗な夕陽だけ。
「きれいだねー」なんて、ありきたりな会話をする俺たち。その間も俺の心臓はフルスピードで動き続けている。
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まるに - 更新毎日チェックするのが日課になってきてます、笑いつも楽しく読ませてもらってます。だいすきです。これからも更新待ってます!! (2019年2月17日 13時) (
レス) id: 325372c1f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Miina | 作成日時：2019年2月5日 2時
