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あのね、記憶。 ページ11

あのね、貴方との記憶全部忘れちゃったの_

_____________________

Nakamu


「…A?なに、言って…」

貴方の口から放たれた「誰ですか」
その一言で彼の白かった顔が真っ青になっていきます
しかし記憶のない貴方は彼が誰かわからず困惑するばかり

「ご、めん……初めまして、Nakamuって言います」

関係は1から
彼の気持ちは変わらないまま





broooock


「僕だよ…?本当に覚えてないの…?」

身長の高い見知らぬ人にそう言われます
貴方は否定することしか出来ず「ごめんなさい」と謝ります

「…僕の方こそごめんね。ねえ、名前教えてよ」

記憶が無いのならまた作り直そう
彼との出会いから





シャークん


「記憶喪失…そう、ですか」

医者から告げられた記憶喪失の宣告
それに彼は絶句するでしょう、あなたの知らないところで
それから毎日、彼は貴方の病室へ花を持って訪れます

「…絶対に思い出させるから」

部屋には彼から貰った“黄色いスイセン“が飾られていることでしょう





きんとき


「っ…はは、…そっか」

貴方の頭に巻かれた包帯と、貴方の口から放たれた「初めまして」の言葉に彼は全てを察したでしょう
彼の蒼く深い瞳に貴方は心を惹かれ声をかけます

「俺?…あぁ、俺の名前はきんとき。A…ちゃんだよね。初めまして、よろしく」

初めてなはずなのに、何故こんなにも心が締め付けられるのだろう





スマイル


「初めまして。」

彼は医者からの言葉に察し、貴方に挨拶をします
初対面なのにどこか懐かしいような、そんな感覚に包まれます
それから毎日彼がお見舞いついでにお話をしてくれます
色んな哲学の話を

「…お前の事も全部知ってる」

呟いた言葉は貴方には届かず。





きりやん


「初めましてって…俺は初めましてじゃないんだけど」

ド直球に彼は言います
貴方はその言葉に頭の上に?を浮かべるばかり
でも何故だろう
何か見たことがある、知っているような気がする
しかしモヤがかかって思い出せない

「…無理に思い出そうとしなくていいよ」

貴方の辛そうな、寂しそうな顔が頭から離れなくて。

あのね、人狼ゲーム。→←○



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(プロフ) - くまらさん» 読んで下さりありがとうございます。 (2020年11月6日 22時) (レス) id: 30c976123f (このIDを非表示/違反報告)
くまら - 感動した (2020年11月6日 18時) (レス) id: 737b4d0202 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 美桜さん» 喜んでいただけて何よりです、ありがとうございます。 (2020年10月11日 3時) (レス) id: 30c976123f (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - リクエスト書いてくださってありがとうございます、読んでみたかったお話が読めて嬉しいです!何度も読ませていただきたいと思います! (2020年10月10日 21時) (レス) id: 3d4f2ace01 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユリな♪さん» いえいえ、全然大丈夫ですよ。リクエストありがとうございました。 (2020年10月6日 0時) (レス) id: 30c976123f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年9月24日 23時

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