*どうしよう* ページ9
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――朝練終了。
私はあまり長居したくなくて急いで片付けを済ませる。
木葉 「片付け早っ! 」
「現国課題があったの忘れてて····おつかれ様、また放課後ね」
木葉 「珍しいな! また放課後な〜」
―本当は早く立ち去りたかっただけだけど、
ごめんね木葉君。
急いで体育館から出ようとすると、
赤葦 「Aさん! 」
赤葦君に呼び止められてドキっとする。
「―ごめんね、急いでるから」
そう言って私は自分のクラスまで急ぎ足で向かった。
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高坂 「おはよう」
クラスに入るとすぐ入口に立っていた高坂さんと目が合い、挨拶をされた。
「お、はよう····」
高坂 「?」
ぎこちなく挨拶をして席に座る。
「はあぁ····」
なんだか朝から疲れてしまった·····。
私は朝のHRが始まるまで顔を伏せて過ごした。
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―朝のHR
担任 「あー、今日の放課後各学年△□委員の集まりがあるから、このクラスはAだったな·····放課後参加するように。」
「はい·····。」
なんで今日に限って·····。
頭を抱える私。
赤葦君も同じ委員に入っていて、前回集まりがあった時は隣に座って、途中まで一緒に部活に行った。
―ササッと座って、終わったあとはすぐに部活に向かおう。
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作者名:◎mire. | 作成日時:2021年8月20日 20時