番外編 ページ29
高校2年生の冬休み。俺は万里と待ち合わせをしていた。
万里の方へ寄ると、歳上の女性に話しかけられているようだった。
知り合いかな?とも思ったが、万里の顔を見る限り、逆ナンのようだった。
くそ、あいつめ。邪魔しに行ってやろう。
A「万里、お待たせ」
万里「すんません。連れが来たんで」
「えー、でも男の子同士だけじゃ寂しいでしょ?皆で一緒に過ごそうよ〜」
「ちょうど2人ずついるしさ!」
そう言って万里の腕をグイグイと引っ張る女性。
くっそ羨ましいな万里!!!!!!
「ねえ、キミはいいでしょ?」
もう一人の女性が、俺にそう聞いてきた。
いや近い近いこの人パーソナルスペース知らないのいやでも嬉しいんだけど!!!!
A「や、えーと…」
万里、嫌そうな顔してるし…。
すると、万里が俺の腕を掴んで抱き締めてきた。
A「え」
万里「俺、こいつと二人だけで過ごしたいんで。」
そう万里が言うと、つまんな!と言いながらどこかへ行ったみたいだった。
A「で、なんですかねこれは」
万里「じゃ、行くぞ〜」
俺を離し、カラオケ目指して歩き始める万里。
無視かよ。
A「男同士で抱き合うってどんな状況?えっ普通にドン引き。達絶対勘違いされたよ」
万里「まあ細かいことはいーだろ」
細かくはねえ。
カラオケについて、温かいジャケットを脱ぐ。
そして、鞄の中から小さな袋を出した。
A「はい」
万里「え、まじ?お前から貰えると思ってなかった。開けてい?」
万里が嬉しそうに袋を開けた。
俺があげたのは十字架のピアス。
万里「十字架なのは、今日がキリストの誕生日だからかよ?ふは、さんきゅ!」
A「全っ然そんなはからいは無かったけど喜んでくれたならよかったわ」
万里「じゃあ俺からも」
そう言って渡されたのは大きい袋。
中を開けてみると、マフラーが入っていた。
A「うおおあったけえ!ありがとな万里!」
万里は嬉しそうに、おう、と笑いかけた。
A・万里「メリークリスマス!」
...
万里「今年もそれつけてんのか?新しいの買ってやろうか」
A「寒くなってきたからな。いいんだよ俺は。これ気に入ってるんだから」
万里「ふーん、そうかよ」
-
めっちゃ遅刻しましたが皆様メリークリスマス!
衝動に駆られて、書いちゃいました。
勝手に万里がつけている十字架ピアスは夢主がそして送ったものにしちゃいました。
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キラ様(プロフ) - え、まって、めちゃ好みです。更新頑張ってくださいぃ!!!!!!!! (2019年3月29日 1時) (レス) id: baa2422d42 (このIDを非表示/違反報告)
神蘭舞(プロフ) - 万里希望です (2017年12月24日 7時) (レス) id: a599198aed (このIDを非表示/違反報告)
小夏(プロフ) - 三角希望です!!いつも更新楽しみにしています!頑張ってください!! (2017年8月25日 9時) (レス) id: 9c902bb5b8 (このIDを非表示/違反報告)
亜貴(プロフ) - すみーでお願いします!応援してます!がんばってください! (2017年8月25日 8時) (レス) id: e4e81dadfb (このIDを非表示/違反報告)
べえ汰(プロフ) - みすみがいいです……!ほとんどの小説が至の部屋とかなのでー! (2017年8月25日 7時) (レス) id: 7250ef2d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:新ゴリ田 x他1人 | 作成日時:2017年8月18日 21時