おたくかっぷる。【茅ヶ崎至】

lv3 ページ4

やばい手を握ってもらってるんだけど手汗がやばいこんな綺麗なおててに私の汗が…ァア！

ただでさえ普段男の人となんか仕事以外で話さないのに…
こんな！イケメン(しかもイケボ)な人に！手を！ひかれて！！どこの乙女ゲームなんだよ夢なら目覚めてくれいややっぱりさめないでくれ…


｢…まんさんと、KAI…？｣

たるちという名のイケメンがいかにもカップルに見える男女に話しかけていた。

｢おお、たるちくん！めっちゃイケメンだね！？？！｣

そう言うまんちゃん(♀)はネットと変わらないまんちゃんに安心する。
たるちの後ろに細々と隠れていると、

｢きさち？！うぇぇえああああ！！おはつ〜！｣

と、まんちゃんが声をかけてくれた。嬉しいんだけど、この人はコミュ障という言葉を知ってるのだろうか。


と、こんな感じで集合完了したわけだが、お昼ご飯を食べるために早速レストランへと向かう。
とりあえず前を男2人組、後ろを女2人組が歩く。ここから女子トークが始まった。女子と言っていいのかわからんが。


｢きさちに会えてよかった〜！こんなに可愛いとは思ってなかった！｣

何気に口説いてくるこのまんちゃん(♀)のイケメンさは男装レイヤーならではなのか？！

｢うっ、まんちゃん…！結婚しよ…！｣

｢うん、わかった。それはいいんだけどさ〜、

…正直たるちにはびっくりだよね｣

｢完全スルーねおけ。そういうとこ好きだよ。
男だと思ってなかった。まじ二次元。｣

｢いや性別には流石に気づけ｣


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