おたくかっぷる。【茅ヶ崎至】

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｢ｸｯｯｯｿ…｣

今私はスマホを通して寝てる至とにらめっこ？をしている。

…写真撮りたい。こんな！！イケメンの！！ちょっと赤くなった顔とか見れないよ！まじで！！！

ｸｯ…！やっぱりここは堪えよう。やっぱ失礼だよな…。

さてここで問題が起きた。寝る場所がない。

さすがに脱力たるちは部屋まで運べないからお、オフトゥン拝借させていただこうかな…


至の部屋らしきドアを開ける。…完全ゲーマーだな。

タイトスカート邪魔だ。…脱ぎます失礼します！！！！


ベッドに寝っ転がるとふわっと至の匂いがする。…クソいい匂い…

って思ったらあっという間に寝てた。




｢よし、完璧｣

近くにスーパーがあったため、朝から買い物してきて軽く料理を作った。

冷凍庫にはレンジでチンで食べれる冷凍食品、棚にはカップラーメン、山積みになっていた宅配ピザのチラシを見て食生活を察した。

全くそんな食生活でよくもまあこんなイケメンができたこと…。どうやってあの肌維持してるのまじで。
じゃなかった。その食生活では身体が持たないと思ったため、買い物をしてきて料理作ったところまでに至る。至じゃないよ。動詞だよ。


｢ん、…｣

あ、至起きた。

｢はら、へった…｣

くそ可愛いなやめてくれ寝起きだよイケメンだよ写真撮らせてお兄さん

｢あ、おはよ…昨日色々あってお泊まりさせていただきました。
てなわけで朝食。と言ってももう11時だけども｣

｢！…おはよ。まじ？｣

｢ほんとほんと。じゃあこれで私は失礼する。お邪魔しました｣

荷物を持って、玄関へ向かおうとする。

｢一緒に食べようよ。家まで送るし｣

そう言って荷物をリビングの方へ戻す至。

｢い、いいの…？｣

｢むしろ作ってもらった人に帰れなんて俺そんなに酷いやつに見える？

それと昨日はごめん｣

｢え、なに？｣

｢や、色々…｣

なぜか目を合わせてくれない至。さっさと座って頂きますといい、朝食を食べ始めた。
あ、おいしそうに食べてくれてる

｢じゃ、じゃあ再度お邪魔します。そしていただきます｣

｢ちょー美味い｣

｢ほんと？ならよかった｣

私らは夫婦か？？顔に出さないけどかなり心臓バクバクで死にそうだよ

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