おたくかっぷる。【茅ヶ崎至】

lv12 ページ14

｢んんん、おいしい…！｣

｢！まじだ。おいしい｣

おいしいパスタを食べてるよ。まじでおいしい。超弩級に美味しい。美味。

｢ん？至さん…ﾝﾝｯ至、はこのお店初めてなの？｣

｢うん、フォロワーさんに教えてもらった｣

｢知り方がなんとも至らしいね！｣

｢いいお店ない？って聞いたら教えてくれた。最近の世の中便利｣

わざわざ聞いて、連れてきて？くれたのかな。

いや待て待てよく考えろ私。まずイケメンがそんなに私に優しくするわけなかろう。いや、イケメンだから優しくするのか？！

｢なーに考え事してんの｣

｢あっ、ああ…、なんか、こういうことサラッてしてくれるのってイケメンだなぁって｣

｢ふ、そう？｣

｢なんか、慣れてる。ジェントルマンって感じ｣

すると至は黙り込む。
あ、女たらしっていう風に聞こえちゃったかな？！

｢あっだからなんというか気遣いができる人だなって！！！｣

｢なんでそんな必死なの…ありがと｣

おおおおうおうおうおうなんか恥ずかしい。
クソ、やっぱりイケメンイケボだ無理



｢ごちそうさま｣

｢ごちそうさま、おいしかったね｣

｢ほんとに！連れてきてくれてありがとう｣

｢いーえ。じゃ、行こっか｣

ジャケットを着て、鞄を持ってサラリと伝票を持っていく至。

｢？！、？！？！あの、伝票…｣

｢今日、俺が誘ったし。付き合ってくれたお礼｣

｢ちょ、あ、いやいや！！！出させていただきます！！｣

｢じゃあまた今度行けるようにとっといて。今日は、ね？｣

やっっっっばい………………なんか普通に照れるし顔熱い。
何気に次お誘いされちゃったやっばいまじで顔熱い……

｢んじゃ、今日もイベ付き合ってね｣

｢はい…よろしくお願いします……｣

｢A、｣

｢ﾋｮｯ！！？！？！は、はい！｣

｢またね｣

あっしにそう

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